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アトピーはパンを控えるべき?体調が悪くなる3つの理由と解決策

パンが好きだけど、アトピーに良くないと聞き、控えるべきかと迷っていませんか?アトピーは改善したいけれども我慢もつらいため、葛藤している方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は「アトピーはパンを控えるべきか」について、取り上げます。体調が悪くなる3つの理由や解決策をお伝えしますので、ぜひ参考になさってください。

アトピーがパンで体調が悪くなる3つの理由

まずは、なぜアトピーがパンで体調が悪くなるのか、その理由についてです。

アトピー持ちでパンを食べた後に体調が悪くなった経験があるのなら、「小麦アレルギー」「グルテン不耐性」「SIBO」のいずれかに該当する恐れがあります。くわしく見ていきましょう。

小麦アレルギー

1つ目は「小麦アレルギー」です。

アレルギーは、摂取して2時間以内に何らかの症状が表れる「即時型」と、数時間から数日が経過して症状が表れる「遅延型」の2つに分けられます。

小麦アレルギーは即時型です。小麦製品を食べて2時間以内に、じんましんやかゆみ、腹痛や下痢、過呼吸などの症状が出ます。

グルテン不耐性(グルテン過敏症)

2つ目は「グルテン不耐性(グルテン過敏症)」です。

グルテンは、小麦から生成されるたんぱく質のことです。グルテン不耐性は、パンやパスタなどの小麦製品を取り込むと、身体や精神にさまざまな不調をきたします。

身体面

顔や腕などに湿疹ができる、下痢や便秘になる、疲れやすくなる、集中力が欠けやすい、めまいや頭痛がする

精神面

不安や気分の落ち込みなど情緒不安定になる、うつ状態になる

SIBO(小腸内細菌増殖症)

3つ目は「SIBO(小腸内細菌増殖症)」です。

SIBOは、小腸内で腸内細菌が爆発的に増えすぎる病気のことです。小麦粉や牛乳、ヨーグルトやきのこ類などの高FODMAPに該当する食品を食べることで、下痢や便秘、胃もたれなどの不調をきたします。

SIBOについてもっと知りたい方は、下記にて詳細をご確認いただけます。

関連記事:アトピーにいい食べ物は?おすすめの理由と合わないときの代替法

グルテン過敏症の症状と見分ける方法

パンは体に合わなさそうだと感じるけれど、グルテン過敏症なのか、それともSIBOや小麦アレルギーなのか、判断に迷うかもしれませんね。

そこで、ここでは見分ける方法について紹介します。

まず、小麦アレルギーとグルテン過敏症の見分け方についてです。小麦アレルギーの場合には、食べて2時間以内に湿疹や下痢などの不調が表れます。いつも比較的すぐに不調が出る場合には、小麦アレルギーの可能性が高いでしょう。

反対に、症状が出るまでの時間にムラがあり、半日後や翌日などに不調が出るのなら、グルテン過敏症が疑われます。

続いて、SIBOとグルテン過敏症の見分け方についてです。SIBOの場合には小麦製品以外にも、乳製品や納豆類などの発酵食品を食べた後に便秘や下痢などの不調に陥ります。一方グルテン過敏症は小麦製品を食べた後に症状が出ます。

SIBOやグルテン過敏症の場合には、それぞれ合わない食材を数週間ほど除去することで、改善の症状が見られます。しかし、ふたたび合わない食材を口にすると悪化するため、注意しましょう。

小麦が合わない体質だと発覚したあとの食事法

体質的に小麦が合わないとわかったら、パンをやめるしかないのでしょうか?ここでは、2つの食事法を紹介します。

パンを食べるのをやめる

1つ目は「パンを食べるのをやめる」方法です。

パンを食べた後、毎回疲れっぽさや肌の不調、胃腸の違和感などがあるのなら、潔くパンを含めた小麦製品をやめる方法になります。

食べないことで、体内から小麦が除去されていきます。早い方で2週間ほど小麦を完全除去することで、肌や胃腸の具合などが良くなっている実感が出始めます。

食べる頻度や量を減らす

2つ目は「食べる頻度や回数を減らす」方法です。

パンを食べると、軟便や湿疹の悪化などの不調があるけれど、そこまで深刻でない場合には頻度や回数を減らす方法もアリでしょう。

どのくらいの摂取量や頻度で、症状が出るかは個人差があります。もし1日パン1個までは肌荒れしないのなら、限界量以下にすることで、完全にパンを封印しなくて済みます。

少しずつ食べる量や頻度を調節し、限界量を探っていきましょう。

アトピーだけどパンが食べたい場合は?3つの解決策

アトピーで小麦製品が合わないけれど、完全に除去するのがきついな、と悩んでいませんか?

朝食としてパンを食べる習慣が定着していたり、パン好きであったりすると、きっぱりやめるのもまたストレスになります。

そこで、3つの解決策をご紹介します。

米粉パン

1つ目は「米粉パン」です。

最近はグルテンフリーのパンも増えつつあります。シンプルな米粉パン以外にも、玄米の食パン、米粉の丸パンなども売られているため、飽きずに米粉パンに置き換えできるでしょう。

小麦粉のパンほどのサクッと感はありませんが、代わりに米粉特有のもちもちとした食感を楽しめます。

ただし、米粉パンとうたっている商品の中には「小麦粉とミックス」のものもあります。購入時には必ず原材料を確認しましょう。

ポンデケージョ

2つ目は「ポンデケージョ」です。

ポンデケージョはブラジル発祥のパンで、チーズが練り込まれたもちもちとした食感のパンになります。原材料はタピオカ粉、水、粉チーズ、卵、油とシンプルです。

小麦粉が入っていないため、安心して食べられます。ただし、お店によって小麦粉配合のこともあるため、購入時には必ず「小麦粉不使用」なのか、原材料を確認しましょう。

オートミールパン

3つ目は「オートミールパン」です。

オートミールは、燕麦を加工したシリアルの一種になります。糖質が少なく、たんぱく質やカルシウム、鉄分や食物繊維が豊富です。

オートミールパンは、自宅で簡単に作れます。

【原材料】

  • オートミール 30g
  • 水もしくは牛乳 60g
  • 砂糖 10g
  • 卵 1個
  • ベーキングパウダー 3g

【作り方】

  •  オートミールと水(もしくは牛乳)をよく混ぜ合わせる
  • 電子レンジ600Wで1分加熱する
  • 他の材料を加え、ふたたび1分半加熱する
  • 火が通ったら、食べやすい大きさに切る

香ばしい匂いのする蒸しパンです。発酵不要でグルテンフリーのパンを楽しめます。

アトピーは小麦粉以外のパンを食べよう

パンを食べると体に違和感があるアトピーの人は、小麦アレルギーやグルテン過敏症などの疑いがあります。食べる頻度や量を減らして、身体への負担を和らげましょう。

パンが合わない人は、米粉パンやオートミールパンで代用できます。我慢もまたアトピーに良くありませんので、負担なくできることから始めてみましょう。

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