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アトピーにいい食べ物を積極的に取り入れたいけど、何がいいのだろうと悩んでいませんか?この記事では、アトピーにおすすめしたい食べ物とその理由をご紹介します。
けれども体にいい食べ物も、万人に聞くわけではありません。そこで、合わないときの代替法も併せてご紹介します。日々の生活に取り入れていってくださいね。
Contents
あなたはアトピーにいい食べ物と聞いて、すぐにピーンときますか?実は、おもに3種類に分類することができます。
ここでは、アトピーにいいと言われている代表的な食べ物と、その理由についてご紹介しますね。
1種類目は「ヨーグルトや牛乳などの乳製品」です。
乳製品には、腸内環境を整える作用があります。誰もが1回くらいはテレビCMや雑誌等で聞いたことがあるのではないでしょうか?
実は乳製品には腸内環境を整える効果だけでなく、免疫力を高める作用もあると近年の研究で明らかになっています。
カスピ海ヨーグルトで有名なフジッコ株式会社が行った研究結果によると、「皮膚の炎症作用を抑制作用がある」ことを発表しました。
これはカスピ海ヨーグルトに含まれている乳酸菌クレモリス菌FC株には、「複数の機能性物質が含まれ、過剰な炎症の抑制に有用である」からです。
乳糖不耐性や牛乳アレルギーなどがないようであれば、積極的に摂取したいですね。
2種類目は「わかめや昆布などの海藻類」です。
わかめやめかぶ、こんぶやあおさなどの海藻類は、食物繊維が豊富で、腸内環境を整える作用があります。しかし、海藻類の効果は腸内環境だけにとどまりません。
海藻類には「フコイダン」と呼ばれる水溶性食物繊維が多く、フコイダンによってかゆみの抑制に期待ができます。
内閣府認証特定非営利活動法人NPOフコイダン研究所が行った研究によると「オキナワモズク由来『フコイダン』を経口投与したマウスのアトピー性皮膚炎改善度は、投与していないマウスと比べ効果が認められた」と明言しています。
毎日の食卓にモズクやわかめなどの海藻類を加えてみましょう。
3種類目は「DHAやEPAの豊富な青魚」です。
青魚にはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などのオメガ3系脂肪酸が豊富に含まれています。オメガ3系脂肪酸は、体内で自動生成できない貴重な成分です。
オメガ3系脂肪酸には、炎症を抑える作用やアレルギー反応を抑制する作用があると言われています。
アトピー脱ステロイド専門入院治療をしているナチュラルクリニック21では「EPAやDHAを含む青魚や亜麻仁油などは積極的にとるのをおすすめ」と推奨しています。
亜麻仁油も推奨される理由は、亜麻仁油の中にあるαリノレン酸は、体内で一部がEPAやDHAに変換されるためです。
医療現場でも推奨されている食品のため、日ごろから肉より魚を摂取していくとよいでしょう。
体のかゆみを抑えたくて、さっそく体にいい食べ物を取り始めようとしている人もいるかもしれません。けれども、残念ながら一部の人には、逆効果が出ることがあります。
それは、高FODMAP食だからです。先ほど紹介した中では、「ヨーグルトや牛乳と言った乳製品」が該当します。
高FODMAP食は、乳糖不耐性の人以外にも、SIBO(小腸内細菌増殖症)に合いません。SIBOは腸内細菌が爆発的に小腸で増えすぎる病気のことで、水素と二酸化炭素、メタンガスを発生させます。
牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品を取った後に、お腹がゴロゴロしたり、反対に便秘になったりするのなら、SIBOかもしれません。不調を感じたら、すぐに摂取をやめましょう。
高FODMAPや合わない可能性のある食べ物を確認したい方は、下記も併せてご覧ください。
アトピーを悪化させる食べ物一覧 | 毎日食べてるアレも実は危険!?
体にいいと思っていたものが合わないのなら、低FODMAP食を取り入れることをおすすめします。ここでは低FODMAPや食べ物一覧、献立例までをご紹介しますね。
低FODMAPとは、日本消化器病学会やローマ財団などが推奨している食事療法です。吸収率の悪い発酵性の4つの糖質(FODMAP)を取り除く食事療法になります。
SIBOにはおすすめの食事療法と言えるでしょう。
医学博士の江田証先生の「小腸を強くすれば病気にならない」では、FODMAPについて「発酵性の象徴で吸収されにくい『短鎖炭水化物』」であり、「消化困難な糖質」と解説しています。
なるべく低FODMAPを取り入れると無難でしょう。
食べてもよい低FODMAPの食べ物にはどのようなものがあるのか、分類ごとに見ていきましょう。
穀物:米、玄米、そば、オート麦、タコス、タピオカ、こんにゃく麵、フォー
肉・魚類・卵:豚肉、牛肉、鶏肉、羊肉、魚介類、七面鳥、卵
ナッツ類:アーモンド(10粒以下)、ヘーゼルナッツ、かぼちゃのみ、くるみ
調味料:マヨネーズ、オリーブオイル、酢、オイスターソース、豆乳、みそ
乳製品:バター、カマンベールチーズ、アーモンドミルク、ラクトフリー製品
乳製品では、牛乳やアイスクリーム、コンデンスミルクやプロセスチーズはNGに分類されています。乳製品を取りたいのなら、乳糖を含まないラクトフリーを選ぶのがおすすめです。
チーズ類はOKなものと、NGなものとで分かれています。取りたいのなら、固めのものを選ぶとよいでしょう。
何を食べたらいいんだろう?と迷ってしまう人もいるかもしれません。そこで、低FODMAPの献立例をお伝えします。
【朝食例】
・玄米
・卵焼き
・のり
・たっぷり野菜の味噌汁(なす、にんじん、大根、ほうれん草など)
・もずく酢
【昼食例(外食・定食)】
・ご飯(白米、玄米)
・サバの味噌煮
・キャベツの千切り
・みそ汁(わかめ、油揚げなど)
【昼食例(コンビニ)】
・おにぎり(鮭、ツナ、おかかなど)
・ゆで卵/温泉卵
・サラダ(ドレッシングなし)
【夕食例】
・玄米
・チンジャオロース
・ミニトマト
・わかめスープ
和食中心を心がけることで、そこまで不自由なく低FODMAPの食事は作れますよ。
この記事ではアトピーにいい食べ物について、お伝えしました。
外食が続いてしまうと、わかめやモズクなどの海藻類、サバやサンマなどの青魚などの摂取も少なくなるかもしれません。朝晩の食事を和食中心にし、日々の食事の中に取り入れていきたいところですね。
いくら体にいい食べ物であっても、偏食や過剰摂取は逆効果になりかねません。野菜や海藻類、ナッツや魚類など、バランスよくとって、かゆいと感じる頻度を減らしていきましょう。
また、食事と併せてアトピー専門の化粧水を試してみるのもおすすめです。
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