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アトピーの赤ちゃんを卵アレルギーから守るには?予防法とよくあるQ&A

アトピーと卵アレルギーの関連性

アトピーの赤ちゃんが卵アレルギーになりやすいと知り、どう対策を取るべきかと悩んでいませんか?

そこで今回は「アトピーと卵アレルギーの関連性」についてお伝えします。予防する方法やよくある質問についての回答もまとめましたので、ともに必要な知識を吸収しましょう。

アトピーと卵アレルギーの関連性

そもそもアトピーと卵アレルギーには、どのような関連性があるのでしょうか?ここでは、2つの特徴をお伝えします。1つずつ見ていきましょう。

アトピーの赤ちゃんは卵アレルギーになりやすい

1つ目は「アトピーの赤ちゃんは卵アレルギーになりやすい」ことです。

アトピーは肌のバリア機能が低下していることで、皮膚にすきまが多いため、卵アレルギーになりやすいという説があります。

経皮感作のリスク

2つ目は「経皮感作のリスク」です。

口から食べ物を摂取するよりも、皮膚から食べ物を摂取したほうが免疫システムによって「敵」と判断されやすく、結果として次に摂取したときにアレルギー反応が起こります。

卵アレルギーを予防する2つの方法

アトピーの赤ちゃんが卵アレルギーになりやすいと知ると、不安になるかもしれません。しかし予防する方法も確立しています。

ここでは代表的な2つの方法をご紹介します。1つずつ見ていきましょう。

ステロイドで早期治療をする

1つ目は「ステロイドで早期治療をする」方法です。

肌に湿疹や炎症がある場合、外用剤であるステロイドを塗り、早めに治すことが大切です。スキンケアと併用し、しっかり皮膚に潤いを与えることで、肌のバリア機能を改善させ、皮膚から卵が入るのを防げます。

生後5~6か月で少量ずつ全卵を食べる

2つ目は「生後5~6か月で少量ずつ全卵を食べる」方法です。

卵アレルギーになりやすいのなら、遅くに摂取させたいかもしれません。

しかし国立成育医療研究センターの夏目統医師等の研究によると「生後6ヶ月より固ゆで卵を少量ずつ摂取させることにより、子どもの食物アレルギーの中で最も頻度の高い鶏卵アレルギー(わが国では医師の指示で3歳児の5.8%が鶏卵摂取を制限)を8割予防できる」ことを公表しています。

以上のことから、遅くに始めるのではなく、敢えて早めに始めることが卵アレルギー予防に有効と言えます。

離乳食で早めに卵を摂取するための基本的な流れ

アトピーの卵アレルギー予防

卵アレルギーの予防のために、離乳食で早めの摂取が大事だとわかりましたが、どのような流れで進めるとよいのでしょうか?

ここでは基本的な流れをご紹介します。1つずつ見ていきましょう。

かかりつけの小児科に相談をする

1つ目は「かかりつけの小児科に相談をする」ことです。

自己判断で始めるよりも、予防接種や定期健診などでお世話になっている小児科の医師に「早期に卵を始めて問題ないか」を相談しましょう。医師から早期開始の承認を得ることで、不安も軽減できます。

生後5か月で離乳食を開始する

2つ目は「生後5か月で離乳食を開始する」ことです。

卵を早めに始めると決めても、いきなり卵から始められるわけではありません。段階を追ってステップアップとなるため、生後5か月で離乳食を開始すると無難でしょう。

お米、野菜、たんぱく質とステップアップする

3つ目は「お米、野菜、たんぱく質とステップアップする」ことです。

赤ちゃんが消化しやすいように、まずは10倍がゆを小さじ1から始めていきます。少しずつ量を増やし、翌週に人参やじゃがいもなどのペーストを加えていきます。

さらに翌週(3週目)にたんぱく質を加えることができます。

他のたんぱく質でなれたら卵黄をごく少量試す

4つ目は「他のたんぱく質でなれたら卵黄をごく少量試す」ことです。

たんぱく質を摂り始めても、いきなり卵をあげられるわけではありません。消化機能が未発達の赤ちゃんに負担をかけないよう、すりつぶした絹豆腐や茹でてすりつぶした白身魚で慣らしていきます。

タラやカレイ、しらすなどに慣れたころに、ごく少量の卵黄をあげます。

1~2週間かけて卵黄1つ分を目指す

5つ目は「1~2週間かけて卵黄1つ分を目指す」ことです。

固ゆでした卵黄のペーストをまずは耳かき1回分で試します。翌日分に耳かき2杯分、3日目に小さじ1/8など少しずつ量を増やすため、卵黄1つ分を試すまでに1~2週間ほど時間がかかります。

生後6か月目で全卵1/3を目指す

6つ目は「生後6か月目で全卵1/3を目指す」ことです。

生後6か月になると、卵黄だけでなく卵白も与えられます。少しずつ卵白の量を増やしていき、全卵1/3の量を取れるようにしましょう。

アトピーと卵にまつわるよくあるQ&A

卵アレルギーの予防への興味が高まるほど、「固ゆでの卵ってどのくらい茹でるの?」「全卵から始めてはいけない?」など、疑問も増えるかもしれません。

そこで、よくある質問をまとめましたので、1つずつ見ていきましょう。

アレルギー発症が心配で早めに卵を食べさせるのが怖いです

心配な気持ちはわかりますが、早めに始めたほうが予防効果は高いです。小児科に相談をし、スタートを切りましょう。

卵黄を試さずにいきなり全卵でも問題ないですか?

6か月に全卵の摂取でもかまいません。ただし、卵の中でアレルゲンを多く含んでいるのが卵白の方ですので、卵白の量はより少なめで与えるように心がけてください。

卵の量を段階的に増やしてあげるのが手間です

茹でた卵は冷凍保存が可能ですので、数個茹でて毎日少しずつ与える方法もあります。それでも手間だと感じる人は、自己責任にはなりますが、卵ボーロで試す人もいます。

固ゆでの卵はどのくらい茹でますか?

鍋に卵が浸るくらいの水を入れ、沸騰して15分茹でた卵が固ゆでの卵です。

卵の早期摂取とステロイド以外にすべきことはありますか?

毎日の保湿が欠かせません。朝、入浴後と保湿を徹底しましょう。赤ちゃんの肌は大人よりもデリケートなため、低刺激処方のスキンケア品を使ってください。

早期摂取と保湿で卵アレルギーを予防しよう

アトピーの赤ちゃんは卵アレルギーになりやすいですが、生後5~6か月から早期に卵を摂取することで、アレルギー予防になります。

発症を予防するためには毎日のスキンケアも欠かせません。ボディーローションやボディークリームで肌をしっとり保湿し、必要に応じてステロイドなどの外用剤も使いましょう。

肌にやさしい保湿剤選びで迷ったら、当店では薬剤師がオンライン相談に応じています。お気軽にご利用くださいね。

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引用文献
夏目 修、樺島 茂徳、中里 順子、山本花田貴和子、成田正美、近藤 麻衣「湿疹のあるハイリスク乳児における卵アレルギー予防のための2段階卵導入(PETIT):無作為化二重盲検プラセボ対照試験」、2017、ランセットジャーナル、第389巻 第10066号276-286ページ

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