2025年6月2日
アトピーでシーツが血だらけになる原因とは？6つの対策
アトピーの人で、朝起きたときに血だらけのシーツを見て、気持ちが沈んだ経験はありませんか？
起きているときは気をつけられても、寝ているときは無意識なので、対策ができずに悩んでいるかもしれませんね。しかし、原因を知ることで防止策を講じることができます。
朝からブルーな気持ちにならないためにも、必要な対策を知り、さっそく今日から取り入れてみましょう。
Contents
アトピーでシーツが血だらけになる6つの原因
なぜアトピーの人はシーツが血だらけになることがあるのでしょうか？ここでは代表的な6つの原因をご紹介します。1つずつ見ていきましょう。
肌の乾燥
1つ目は「肌の乾燥」です。
乾燥はかゆみを誘発する原因の一つです。アトピーの人は肌のバリア機能の低下によって、かゆみが起こりやすい状態のため、注意が必要です。
肌に合わないスキンケア品
2つ目は「肌に合わないスキンケア品」です。
使っている化粧水や乳液は、肌に合っていますか？使用しているのに、肌荒れやニキビ、湿疹や肌の赤みなどが消えないのなら、肌に合っていないのかもしれません。
合わないスキンケア品は、アトピー肌をさらに悪化させるリスクがあります。
布団に潜むダニ
3つ目は「布団に潜むダニ」です。
アトピーの人の中には、ダニアレルギーを持っている人も少なくありません。高温高湿の日本は、ダニが繁殖しやすい環境のため、知らないうちに敷布団やシーツ、ベッドパットなどにダニが住み着いている恐れがあります。
寝具にダニがいることで、かゆみや皮膚の湿疹などが起こり、アトピー悪化を招きます。
乱れた食生活
4つ目は「乱れた食生活」です。
脂っこい食事や甘いお菓子を中心とした偏った食生活は、腸内環境を悪化させる要因のひとつです。近年、腸内環境とアトピー症状の関連性も指摘されており、食生活の乱れが肌トラブルに影響する可能性は否定できません。
化学繊維のパジャマ
5つ目は「化学繊維のパジャマ」です。
ポリエステルやポリウレタンなどの化学繊維のパジャマは、人によっては肌への刺激になり、チクチク感や摩擦によってかゆみを感じやすくなります。
特に寝返りなどの動きによって摩擦が加わることで、肌を無意識に掻いてしまうきっかけになります。
過度なストレス
6つ目は「過度なストレス」です。
子育てや職場の人間関係など、ストレスを溜め込んでいませんか？ストレスが溜まることで、自律神経や免疫系が乱れ、アトピー肌の悪化を招きます。
シーツの血だらけを防止する6つの対策
アトピー肌で、シーツが血だらけになるのを防止したいのなら、どのようなことに注意をしたらよいのでしょうか？
ここでは6つの対策を紹介しますので、1つずつ見ていきましょう。
肌をしっかり保湿する
1つ目は「肌をしっかり保湿する」ことです。
肌が乾燥するとかゆくなるため、しっとりと保湿を心がけてください。高保湿の化粧水や乳液を使うことで、たっぷりと肌を潤わせることができます。
▼アトピー向けに特化した低刺激・無添加・高保湿のスキンケアはこちら
肌にやさしいスキンケア品を使う
2つ目は「肌にやさしいスキンケア品を使う」ことです。
スキンケア品の中には、アルコールや界面活性剤、人工香料などの刺激性のある成分が含まれていることがあります。デリケートなアトピーの人が使用することで、肌が悪化しかねません。
なるべくオリーブオイルや馬油などの天然由来の保湿剤を選び、肌への負担を軽減させながら保湿をしましょう。
▼ホホバオイルを豊富に配合したスキンケアオイルはこちら
布団を清潔に保つ
3つ目は「布団を清潔に保つ」ことです。
ダニによるかゆみを防止するためには、布団そのものだけでなく、シーツや布団カバー、枕なども清潔に保つことが欠かせません。
定期的に布団やベッドに掃除機をかけ、ダニを死滅すべく乾燥機にかけましょう。60度以上を目安に20分以上加熱すると、ダニの死滅が期待できます。
丸洗いできるシーツや枕を使えば、より衛生的な状態を保つことができます。
規則正しい食生活を送る
4つ目は「規則正しい生活を送る」ことです。
腸内環境を整えるためにも、揚げ物などの油物やお菓子などの糖質を控えましょう。代わりに野菜や魚、きのこ類や果物などをバランスよく摂取することをおすすめします。
なお、唐辛子などの香辛料やコーヒーなどの嗜好品も腸内環境を悪化させる恐れがあるため、摂取は控えめにしましょう。
天然素材のパジャマを着る
5つ目は「天然素材のパジャマを着る」ことです。
綿や麻、シルクなどの天然素材は、肌触りがよいだけでなく、通気性も優れています。寝ているときにかゆくならないために、天然素材のパジャマを選びましょう。
こまめにストレスを発散する
6つ目は「こまめにストレスを発散する」ことです。
カラオケや推し活など、好きなことをする時間をとることで、心身の休養となります。週末や寝る前など、意識的にストレスを発散する時間を設けましょう。
適度な運動はストレス発散にもなります。景色のいい場所で、ジョギングやサイクリングをすることで、リラックス効果も得られるでしょう。
肌に合うスキンケア品でアトピー肌をケアしよう
アトピーによるシーツの血汚れは、掻きむしりの結果であり、その背景には乾燥やダニの存在、生活習慣などさまざまな要因が関係しています。
中でもスキンケア製品の選び方は非常に重要です。合わない製品を使い続けることで、炎症や赤みを繰り返し、睡眠の質をさらに下げてしまうことも。
オリーブオイルや馬油などの肌にやさしい成分を含むスキンケア製品を取り入れることで、皮膚のバリア機能を保ち、かゆみや掻き壊しの予防にもつながります。
どの製品がよいか迷う方は、オンライン上で薬剤師に相談できます。専門家の知見を取り入れて、つらいアトピー肌をケアしましょう。
キャンペーン
