5,000円(税込)以上のお買い上げで
送料無料 (5,000円(税込)以下の場合、送料全国一律600円)

menu

ホメオパシーはアトピーに悪い?改善に向けた7つの行動

ホメオパシーの特徴

自然療法に関心があり、ホメオパシーをアトピーに活かせないかと考えたことはありませんか?

確かに、薬を使わない代替医療として「体に優しいのではないか」と思える面もあるでしょう。

しかし、結論から申し上げると、ホメオパシーはアトピーの改善方法としてはおすすめできません。その理由には、科学的根拠や安全性に関する懸念が含まれています。

本記事では、まず「ホメオパシーの特徴」について解説したうえで、「アトピーにおすすめできない3つの理由」と「代わりに実践すべき7つの行動」をご紹介します。

ホメオパシーとは?おもな3つの特徴

まずはホメオパシーの代表的な3つの特徴について紹介します。1つずつ見ていきましょう。

ドイツで提唱された理論

1つ目は「ドイツで提唱された理論」です。

ホメオパシーは、18世紀末にドイツ人医師のサミュエル・ハーネマンが提唱した代替医療の理論です。

西洋医薬を使う代わりに、植物や鉱物、動物などの自然な物質で作られたレメディを使い、人間が本来持っている自然治癒力へと働きかけ、不調のある状態からもとの健康体へと促します。

類似の原則

2つ目は「類似の原則」です。

ホメオパシーでは、似たものが似たものを治療すると考えられています。大量に摂取すると病気になる物質も、少量だけ摂取することで、その病気を治すとの考えがあるためです。

最小投与量の法則

3つ目は「最小投与量の法則」です。

ホメオパシーでは、薬の量が少ないほど効果が高いという考えから、原料を可能な限り希釈して用います。最小量を舌下において摂取し、治療を促すのです。

ホメオパシーがアトピーにおすすめできない3つの理由

薬を使用しない治療法であることから、ホメオパシーを試したいと思うかもしれませんが、アトピーに対しては以下の理由から慎重な姿勢が必要です。

エビデンスが乏しいから

1つ目は「エビデンスが乏しいから」です。

ホメオパシーは現在までのところ、アトピーに対して有効であるという信頼性の高い臨床試験結果は確認されていません。

一部では効果を感じたという声もありますが、再現性や因果関係が証明されたものではなく、医療的な根拠に乏しいことから、アトピー治療として積極的に推奨することはできません。

副作用のリスクがあるから

2つ目は「副作用のリスクがあるから」です。

ホメオパシーのレメディには、鉱物である水銀や鉄なども使用します。

一般的なホメオパシー製品は極度に希釈されているため有害性は低いとされますが、中には成分の残留濃度や表示の信頼性が疑問視されるものもあります。

そのため、製品によっては副作用のリスクがどうしても残ってしまうでしょう。

厚労省も慎重な姿勢を示しているから

3つ目は「厚労省が効果を否定しているから」です。

厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』eJIMによると「ホメオパシーとして表示する製品の中には、相当量の活性成分を含んでいるものがあるかもしれず、その場合、副作用や薬物相互作用を引き起こす可能性があります」とあります。

このように、効果だけでなく安全性についても明確な保証がされていないことから、アトピーの方にはおすすめできないのが実情です。

ホメオパシーの代わりに実践すべき7つのこと

アトピー肌を改善

「自然療法」に興味を持つ方の多くは、日常的な生活習慣やスキンケアの見直しを重要視しているのではないでしょうか。

ここでは、ホメオパシーに代わる選択肢として、アトピー肌を改善するために今すぐ取り組める7つの行動をご紹介します。

規則正しい生活を送る

1つ目は「規則正しい生活を送る」ことです。

不規則な睡眠や食事は、自律神経やホルモンバランスを乱し、アトピーの悪化要因になります。毎日同じ時間に寝起きすることを意識しましょう。

皮膚を清潔に保つ

2つ目は「皮膚を清潔に保つ」ことです。

毎日入浴して、汗やホコリ、雑菌などをきれいに洗い流すことが基本です。疲れていても、清潔を保つ習慣を継続しましょう。

お風呂ではやさしく体を洗う

3つ目は「お風呂ではやさしく体を洗う」ことです。

かゆみも相まって、ついゴシゴシと洗いたくなるかもしれません。しかしゴシゴシ洗いは、摩擦によってアトピー肌を悪化させます。泡立てネットでもこもこと泡立てて、赤ちゃんを触るように、やさしく体を洗いましょう。

▼きめ細やかな泡立ちでしっかり汚れを落とせる無添加石鹸はこちら

カミノズ石鹸 無添加石鹸

入浴後は早めに保湿をする

4つ目は「入浴後は早めに保湿をする」ことです。

入浴してすぐに化粧水やボディークリーム等で肌を保湿していますか?時間が経つと、かえって入浴前よりも乾燥します。お風呂を出たら、10分以内に全身を保湿しましょう。

▼アトピー向けに特化した低刺激・無添加・高保湿のスキンケアはこちら

安全宣言スキンケアオイルΩ 80ml オイル 日本オムバス

天然素材の衣類を着る

5つ目は「天然素材の衣類を着る」ことです。

化学繊維の衣類は、熱がこもりやすく、皮膚が乾燥することによって、皮膚のかゆみや赤みなどが起こりやすくなります。

衣類は、通気性や吸水性のよい天然素材を選びましょう。具体的には、シルクや綿などです。

肌にやさしいスキンケア品を使う

6つ目は「肌にやさしいスキンケア品を使う」ことです。

アトピー肌をケアしたいのなら、アルコールや界面活性剤、香料や着色料などが含まれていない製品を選びましょう。

肌にやさしい天然素材を使ってもいっこうにアトピー肌が改善しないようなら、薬剤師に肌の状態を相談してからスキンケア品を選ぶのもおすすめです。当店ではオンラインで気軽に薬剤師に相談ができます。

薬剤師のコスメコンシェルジュが対応!あとぴストアの相談窓口はこちら

必要に応じて皮膚科の受診をする

7つ目は「必要に応じて皮膚科の受診をする」ことです。

かゆみや赤みが悪化しているのに、病院へ行くのを控えていると、かえって悪化することもあります。皮膚科を受診することは、医師による適切な診断や治療を受け、改善への道です。

いっこうに肌の状態がよくならないなら、皮膚科も受診しましょう。

しっかり保湿をしてアトピーをケアしよう

ホメオパシーは自然治癒にもとづく代替医療法です。薬を使わない治療法に興味がある人は惹かれるかもしれませんが、エビデンスが乏しくおすすめできません。

アトピー肌を改善したいのなら、日々の生活習慣とスキンケアを丁寧に積み重ねていくことこそが第一歩となります。アトピーの人は肌のバリア機能が低下しているため、ホホバオイルやオリーブオイルなどの天然素材の保湿剤がおすすめです。

アトピーでも使用できる保湿剤をお探しの方は下記からお買い求めいただけます。しっかり保湿をし、アトピー肌をケアしましょう。

アトピー専門のスキンケア商品を探す

limited