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アトピーを悪化させる食べ物一覧 | 毎日食べてるアレも実は危険!?

保湿も毎日しているのに、アトピーが良くなるどころか悪化して、悩んでいませんか?

ひょっとすると、毎日の食事がアトピーの症状を悪化させているかもしれませんよ。一見すると体によさそうなヨーグルトや納豆などの食べ物も、一部の人にとっては逆効果になることがあるからです。

そこで、今回は、「アトピーを悪化させる危険性のある食べ物とその理由」についてお伝えします。合わない食べ物を取り除き、アトピー肌を改善させましょう。

アトピーを悪化させるリスクのある食べ物一覧とその理由

アトピーを悪化させるリスクのある食べ物は、おもに次の5つです。理由とともにお伝えしますね。

・刺激性の強い食べ物

1つ目は「刺激性の強い食べ物」です。

【代表的な刺激性のある飲食物】

・唐辛子

・わさび

・からし

・カレー粉

・コーヒー

・アルコール飲料 など

カレー粉や唐辛子などの刺激性の強い食べ物は、体を温める作用があります。発汗や体温の上昇に伴って、かゆみを引き起こすリスクがあります。アトピーなら避けた方がよいでしょう。

・脂っぽい食べ物

2つ目は「脂っぽい食べ物」です。

【代表的な脂っぽい食べ物】

・から揚げ

・てんぷら

・フライ料理(アジフライ、ポテトフライなど)

・ハンバーグ/ステーキ

・ラーメン

・チャーハン など

脂っぽい食べ物は、オメガ6系脂肪酸の量が多いです。日常生活で多く摂取していると、アトピー性皮膚炎を悪化させるといわれています。

マーガリンやポテトチップスなどもオメガ6系脂肪酸が多いため、日ごろから摂取しすぎないように注意しましょう。

・パンや麺などの小麦製品

3つ目は「パンや麺などの小麦製品」です。

【代表的な小麦粉料理】

・麺類(パスタ、うどん、そばなど)

・パン(米粉や玄米粉パンを除く)

・洋菓子(ケーキ、クッキー、パンケーキなど)

・和菓子(たい焼き、饅頭、カステラなど)

・小麦加工品(餃子の皮、シュウマイの皮、カレールウなど)

アトピーだけでなく、小麦アレルギーも持っている場合には、かゆみや赤みなどが皮膚に現れやすいでしょう。遅延性アレルギーだと症状が表れるまでに時間がかかり、自覚がないケースもあります。

小麦アレルギーを持っていなかったとしても、グルテン不耐性やセリアック病など、小麦粉を食べると体に不調をきたす体質の人もいます。

該当する人は、摂取後に腹痛や下痢、皮膚のかゆみなどの症状が出る恐れがあるので、注意しましょう。

・添加物の多いもの

4つ目は「添加物の多いもの」です。

【添加物の多いもの】

・加工肉(ソーセージ、ベーコン、ハムなど)

・インスタント麺

・菓子パン

・ジュース

・漬物

・明太子/たらこ など

食品添加物の多いもの、化学物質の多いものを日常的に摂取し続けると、皮膚のかぶれや赤み、アレルギーの誘因を引き起こすリスクがあります。

アトピーの人は、なるべく化学物質の少ないものを取るなど、注意したいところです。

・お菓子などの砂糖の多い食べ物

5つ目は「お菓子などの砂糖の多い食べ物」です。

洋菓子も和菓子などを取りすぎると、血糖値が急上昇し、コルチゾールを分泌させます。コルチゾールはストレスホルモンの一種ですが、抗アレルギーの物質でもあります。

日常的に砂糖を多くとると、やがてコルチゾールがあまり分泌されなくなり、アトピー肌の悪化を招きます。

さらに、お菓子類には糖質以外にも添加物や小麦が含まれることも多く、悪影響を与えるリスクが高いでしょう。

腸内にいいはずなのに危険?意外にも危ない食べ物一覧

意外にも危ない食べ物一覧

日ごろから体にいい食べ物を中心にしていても、実はアトピーには注意が必要な食べ物もあります。それが、次の高FODMAP食です。

・あずきや納豆などのガラクトオリゴ糖の多い食べ物

・玉ねぎやニンニクなどのフルクタンの多い食べ物

・ヨーグルトや牛乳などの乳糖類

・りんごやはちみつなどの果糖類 

豆類や乳製品は体にいいと言われています。

しかし、医学博士の江田証先生の「小腸を強くすれば病気にならない」によると、「高FODMAP食が小腸内に過剰な水分やガスを発生させること」や「便秘や下痢、アトピーなどの悪化を引き起こす恐れがある」ことを言及されています。

リスクを回避するためにも、豆類や玉ねぎ類、乳糖類やはちみつなどを避けましょう。

なお、低FODMAP食についてもっと知りたい人は、下記の記事も併せてご覧ください。

アトピーにいい食べ物は?おすすめの理由と合わないときの代替法

大好物だから食べたい!食べてもOKかの見分ける方法

好きなりんごやはちみつ、ニンニク料理やミルク料理など、大好物が高FODMAP食でがっかりした人もいるかもしれません。

一生食べてはいけないのか、好きだから食べたいと葛藤してしまいますよね。そこで、食べてもOKかどうかを見分ける方法をご紹介します。

やり方はかんたんです。高FODMAP食の4グループのうち1グループを1週間禁止にし、4週くり返して、それで皮膚のかゆみや赤みなどの違いなどを判断し「合う―合わない」を見分けます。

たとえば、最初の1週目は、小麦やニンニクなどのフルクタンの多い食材の摂取を控え、2週目はあずきや納豆などのガラクトオリゴ糖の多い食べ物などです。

フルクタン類で反応が出ても、小麦やニンニクなどのどれに反応しているかは個人差があります。大分類ができた後に1種類ずつ試して、食べて平気かをチェックしましょう。

合わない食べ物をやめて、アトピー悪化を防ごう

この記事では、アトピーを悪化させる恐れのある食べ物についてお伝えしました。

脂っぽい食べ物や甘い菓子パンなど、おいしくてつい食べてしまいがちですが、皮膚の具合を悪化させるリスクがあります。

なるべく皮膚に悪い食べ物の摂取をほどほどにして、かゆみや赤みが出てこないように食事に気をつけましょう。

なお、アトピーにいいおすすめの食べ物は、下記にまとめています。併せてご覧くださいね。

アトピーにいい食べ物は?おすすめの理由と合わないときの代替法

また、食事と併せてアトピー専門の化粧水を試してみるのもおすすめです。
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