5,000円(税込)以上のお買い上げで
送料無料 (5,000円(税込)以下の場合、送料全国一律600円)
マスクをつけているとかゆくなったり、赤くなったりなど、不調を感じた経験はありませんか?実はアトピーのように肌が敏感な人がマスクをつけると、皮膚の状態が悪化する恐れがあります。
今回は「アトピーがマスクをつけて悪化する4つの理由」や「アトピーのマスクトラブルを回避する方法」についてご紹介します。
アトピー肌におすすめのマスクや対策を知り、マスク着用時も快適に過ごしましょう。
Contents
アトピーの人がマスクをつけて悪化するのには、複数の理由があります。そこで代表的な4つの理由をここで紹介します。1つずつ見ていきましょう。
1つ目は「マスクによる摩擦が起きるから」です。
マスクを着用すると、皮膚とマスクがこすれることで、皮膚が赤くなったり、かゆくなったりなどの肌トラブルを引き起こします。特に不織布マスクは生地として固いため、摩擦が起きやすいです。
2つ目は「マスク内が蒸れるから」です。
マスクをつけると、マスク内に息がこもり、蒸れがちです。さらに、息に含まれる水分がマスク内にこもることで、雑菌が増殖する可能性も考えられるでしょう。
3つ目は「マスクを外すと乾燥するから」です。
マスクをつけてるときは蒸れに注意しなればなりませんが、マスクを外すと急激に水分が蒸発し、肌の水分まで奪われて乾燥を招きます。
そして、乾燥が進むと肌のバリア機能が弱まり、さらに乾燥しやすくなる悪循環に陥る恐れがあります。
4つ目は「マスクの成分や素材によるアレルギー反応が起こるから」です。
不織布のマスクは使い捨てが基本のため、雑菌の繁殖を抑える目的で生地に抗菌剤が含まれていることがあります。しかし肌のデリケートなアトピーの人は、抗菌剤が肌に触れつづけることで、皮膚への刺激によりアレルギー反応を引き起こします。
また、マスクの素材や成分によっては、マスク内に残った洗剤成分が肌を刺激し、炎症を起こすことがあるため、注意が必要です。
アトピーの人はマスクに注意が必要だと知っていても、感染症や花粉などの対策としてマスクを使用したい人もいることでしょう。
そこで、アトピーの人におすすめできるマスクをご紹介します。
1つ目は「ガーゼマスク」です。
ガーゼマスクは、ガーゼを何層にも重ねたマスクで、やわらかな素材が特徴です。何度も折り返し使えるエコな素材で、保湿性と吸湿性にも優れています。
肌に触れたときにも柔らかく、アトピーなどの敏感肌にも相性がよいでしょう。
一昔前に主流であったガーゼマスクも、最近ではあまり街中で見かけなくなりました。店頭で売られていない場合には、不織布のマスクにガーゼを入れることでガーゼマスクの代用になります。
2つ目は「綿素材の配合の多いマスク」です。
マスクによって面の配合比率は異なりますが、綿の配合の多いマスクの方が通気性に優れ、あまり息がこもりません。また、肌触りもソフトなため、アトピーの人の肌トラブル回避にもよいでしょう。
3つ目は「無添加マスク」です。
マスクの中には、無添加で肌触りのよいものもあります。マスク内の蒸れも軽減し、皮膚への刺激も少ないため、アトピー肌に適しているでしょう。
マスク選び以外にも、マスクによる肌トラブルを回避するために心がけたいことがあります。
そこで、トラブル回避のために、4つの対処法をご紹介します。1つずつ見ていきましょう。
1つ目は「こまめにマスク内の汗を拭きとる」ことです。
マスク内の汗による蒸れをそのまま放置すると、雑菌が湧くため、こまめにティッシュやガーゼなどでふき取りましょう。ゴシゴシとこすると逆効果なため、そっとふき取るように心がけてください。
2つ目は「マスクをつける前にしっかり保湿をする」ことです。
マスクをつける前に、化粧水や乳液などでしっかりと保湿することで、マスクを外した際の乾燥を防ぐことができます。乾燥する冬場は、保湿クリームをさらに上に乗せて、しっかりと皮膚をガードしましょう。
▼マスク着用時におすすめの肌にしみず、しっとり感が続くスキンケアオイルはこちら
3つ目は「メイクをシンプルにする」ことです。
肌に湿疹ができたり、肌荒れを引き起こしたりすると、肌の状態を隠そうと厚化粧をしたくなるかもしれません。しかし化粧の厚塗りは、かえって肌の状態を悪化させます。
肌が敏感なアトピーの人は、極力シンプルなメイクをしましょう。
4つ目は「マスクを頻繁に取り換える」ことです。
あなたは1枚のマスクを何時間着用しますか?朝から晩まで同じマスクを使いまわしている人もいるかもしれません。
しかし同じマスクを1日中使い続けると、雑菌が湧きやすく、不衛生な状態になります。長時間使うようなら予備を1~2枚持参し、こまめに交換しましょう。
不織布のマスクは素材が固いため、ガーゼや綿の配合の多い柔らかな素材のマスクを使用しましょう。摩擦の刺激を減らすことで、肌トラブル回避につながります。
マスクをつけると乾燥しやすいため、皮膚がしっとり潤うように保湿をしましょう。しかし肌のバリア機能の低下したアトピーの人は、どの保湿剤も刺激があるように感じるかもしれません。
肌に合う保湿剤が見当たらない人は、当店に気軽にご相談ください。オンラインで薬剤師が24時間肌の状態に合った製品をご紹介します。しっかりと肌ケアをし、マスクトラブルを軽減させましょう。