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古い角質の取れるピーリングは、気持ちよさやスッキリ感が好きな人もいることでしょう。しかし残念ながらアトピーの人には、ピーリングはおすすめできません。
今回はピーリングの効果や特徴について触れたのちに「アトピーはピーリングしない方がいい3つの理由」について、ご紹介します。
代替案として、毛穴を整えたいときの6つの方法もお伝えしますので、ぜひ参考になさってください。
Contents
自宅でできるピーリング製品から、エステサロンや美容皮膚科で他社によるピーリングまで幅広く存在します。
まずはピーリングの特徴とおもな効果についてご紹介しますので、基本情報を押さえていきましょう。
ピーリングとは「不要な皮膚の角質を剥ぐ方法」のことを指します。
玉ねぎの皮をむくと、つるつるした面が表れるように、ピーリングによって古くなった角質を取り除き、透明感のある肌へと導くことができます。
自宅でできるセルフピーリングは、ピーリング成分が表面的な部分にのみ到達する製品が多く、濃度が低めです。一方で、美容皮膚科で行われるケミカルピーリングやレーザーピーニングは濃度が高く、皮膚の深くまで到達する特徴があります。
ピーニングの効果はおもに2つあり、1つが「皮膚のターンオーバーを整える効果」です。
本来なら28日ほどの周期で古い角質が取れ、新しい角質層が表れます。しかしストレスや生活習慣の乱れ、乾燥や紫外線などによってターンオーバーが乱れると、古い角質が残ったままになります。
ピーリングでは古い角質層を取り除くことで、皮膚のターンオーバーを整える効果が期待できるでしょう。
もう1つの効果が「にきびや毛穴汚れへの効果」です。
皮膚の表面で蓋をしている古い角質層を取り除き、皮脂の汚れがデトックスされることで、毛穴が開き、にきびや毛穴汚れの排出ができます。
ピーリングには古い角質を取り除く効果がありますが、アトピーの人にはおすすめできません。それには3つの理由があります。1つずつ見ていきましょう。
1つ目は「禁忌事項に皮膚疾患とあるから」です。
エステサロンや医療機関で行うピーリングでは、酸性度の高いピーニング剤も使用されます。安全基準を満たしたもののみが使用されますが、炎症や傷跡のある状態で施術をすると、悪化する恐れがあります。
そのため、禁止事項にアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患と明記されています。アトピーの人は安全面の観点から、ピーニングを控えるべきでしょう。
2つ目は「施術後に肌刺激や赤みなどが起こることがあるから」です。
エステサロンや医療機関で行うピーリングでは、副作用の記載や説明もあります。ピリピリした痛みや刺激、赤みなどが表れる危険性についても記載があるため、アトピーの人はリスク回避のためにも利用を控えるべきでしょう。
刺激性の低いホームピーリング剤であっても、皮膚炎や肌のバリア機能が低下した状態での使用は、赤みや炎症等の肌刺激をもたらす恐れがあります。セルフピーニングであっても、注意が必要な点は変わらないのです。
3つ目は「施術後に乾燥や肌剥けなどが起こることがあるから」です。
角質層を取り除くことによって、皮膚が乾燥したり、肌が剥けたり、かぶれたりすることがあります。一般的に数日で収まることが多いですが、肌の敏感なアトピーの人は症状が悪化する恐れがあり、注意が必要です。
以上のことから、アトピーの人はピーリングしない方がよいでしょう。
「アトピーだけどピーニングしたい」「毛穴をスッキリさせたい」という人もいるかもしれません。そこで代替案として毛穴を整える6つの方法をご紹介します。1つずつ見ていきましょう。
1つ目は「洗顔料をよく泡立てて使う」ことです。
古い角質は本来ピーニングをしなくても、しっかり泡立てた泡で取り除くことが可能です。ゴシゴシ洗うと毛穴の乱れにもつながるため、洗顔ネット等を用いて、もこもこに泡立てて使いましょう。
2つ目は「ぬるめのお湯で洗顔する」ことです。
皮膚のターンオーバーを整えるためにも、熱湯や冷水は避けてください。40度以下のぬるめのお湯で洗顔フォームを落とすことで、肌への負担をかけなくて済みます。
3つ目は「洗顔後はすぐに保湿をする」ことです。
洗顔をして時間が経つと、皮膚は洗顔前よりも乾燥します。あらかじめ洗顔前にスキンケア用品を用意して、すみやかに化粧水や乳液などで保湿しましょう。
4つ目は「ビタミンC配合のスキンケア品を使う」ことです。
ビタミンCには抗酸化作用があり、毛穴の開きを食い止める効果に期待ができます。毛穴汚れやニキビなどが気になるアトピーの人にはビタミンC配合のスキンケア品がよいでしょう。
5つ目は「化粧水、美容液など複数の保湿成分を使う」ことです。
化粧水だけでは十分に肌を保湿できないこともあります。肌に水分を補い、整え、保持するためにも、美容液や乳液などを併用して使用しましょう。
6つ目は「刺激の少ないアトピー向けの製品を使う」ことです。
スキンケア品の中には、鉱物油やエタノール、香料や着色料などの刺激性のある成分が含まれているものもあり、肌トラブルに発展する恐れがあります。そのためアトピーの方は、無添加かつアトピー向けの製品を選びましょう。
ピーリングをすると古い角質を取り除くことができるため、スッキリ爽快感が味わえるかもしれません。しかしピリピリした刺激や赤みなどが生じる恐れもあり、アトピーの人にはおすすめできません。
ピーリングしなくても、しっかり泡立てた泡で角質を取り除くことも可能です。ニキビ肌もビタミンC配合のスキンケア品を使うことでケアできます。
しかし刺激性のある成分が含まれていると、かえって肌トラブルに発展する恐れもあり、注意が必要です。無添加かつアトピー向けの製品を選びましょう。
当サロンではビタミンC配合で、無添加かつアトピー向けの製品もご用意していますので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか?