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消臭、抗菌、抗真菌(抗カビ)のトリプル処方のシャンプーを配合したコラージュフルフルですが、アトピー肌に使うとかえって悪化してしまう可能性があります。
そこで今回は「コラージュフルフルがアトピーにNGな理由」について、お伝えします。
代替案として、悪化させないためのスキンケア選びのコツもご紹介しますので、つらいアトピー症状の緩和に活かしましょう。
Contents
まずは、コラージュフルフルの4つの特徴について、押さえていきましょう。
1つ目は「持田ヘルスケア株式会社によるスキンケア製品」であることです。
持田ヘルスケア株式会社は持田製薬グループの1つです。赤ちゃん向けのスキンケア「スキナベーブ」や敏感肌向けのトータルスキンケア「コラージュ」、日本初の抗カビ(抗真菌)成分配合の「コラージュフルフル」などの製品ラインナップがあります。
2つ目は「薬用泡石鹸やシャンプー等8ライン」があることです。
コラージュフルフルの中には、頭皮の匂いケアの「薬用シャンプー コラージュフルフルプレミアム」、ふけやかゆみを防ぐための「薬用シャンプー&リンス コラージュフルフルネクスト」など8つの製品を展開しています。
3つ目は「コンセプトは体のカビを抑える」ことです。
日本初の消臭、抗菌、抗真菌(抗カビ)のトリプル処方のシャンプーを配合した製品です。においの原因が脂肪酸や酸化した皮脂であることを突き詰め、製品に緑茶成分を配合し、体のカビを抑える効能のある製品を展開しています。
4つ目は「こだわりの低刺激の製品」であることです。
抗菌・消臭をうたっていると、刺激が強そうに感じますが、部分洗いや全身洗いに使えるコラージュフルフル泡石鹸などは、低刺激の製品となっています。体のカビのケアをしつつ、敏感肌にも使える薬用石鹸です。
コラージュフルフルは敏感肌にも使えると謳っていますが、アトピーにはおすすめしません。それには3つの理由があります。1つずつ見ていきましょう。
コラージュフルフルの製品の使用上の注意として「傷やはれもの、しっしん、皮ふ炎(かぶれ、ただれ)等の皮ふ障害があるときには悪化させるおそれがありますのでお使いにならないでください」と明記されています。
アトピーの場合には、湿疹や肌かぶれなどが体や顔、頭皮などの数か所にある人も多いものです。そのため、アトピーの症状のある人は控えましょう。
抗菌作用が強いと、人によってはヒリヒリしたり、皮膚の刺激を感じたりしがちです。特に肌のデリケートなアトピーの人は刺激に敏感に反応しやすく、肌トラブルに発展する恐れもあります。
公式ホームページには敏感肌でも使用が可能と書かれていますが、アトピー向けに作られた製品ではありません。肌トラブルの回避のためには、アトピー向けの製品を選んだ方が無難でしょう。
アトピーの人が皮膚の状態を悪化させないためには、何を選んだらよいのでしょうか?
ここでは代替案としてスキンケア品選びのコツを4つご紹介します。1つずつ見ていきましょう。
1つ目は「含まれている成分がすべて表示されている」ことです。
店頭で製品を購入する場合には、成分表示を見れば含まれているものが一目瞭然です。しかしオンラインで購入する場合、代表的な成分だけが大文字で書かれ、他の成分がわかりづらいこともあるでしょう。
製品選びで失敗しないためにも、含まれている成分がすべて表示されていて、かつわかりやすいサイトから購入するのをおすすめします。
2つ目は「アルコールや鉱物油などの刺激性のある成分が含まれていない」ことです。
ミネラルオイルやワセリン、パラフィンやパラベンなど鉱物油は刺激性があるため、デリケートなアトピーにとっては肌荒れの原因になりかねません。成分表示に記載があるようなら、購入は控えましょう。
3つ目は「アトピー向けの製品である」ことです。
アトピー向けの製品なら保湿成分も豊富に含まれていて、アトピー肌にやさしい作りになっています。セラミドやホホバオイル、オリーブオイルや馬油など、自然由来で高保湿なものも多く、安心して使えるでしょう。
4つ目は「薬剤師に相談してから購入できる」ことです。
敏感肌向け、アトピー肌向けの製品も数が多く、どれがよいか判断しづらいものです。そこでおすすめしたいのが医療分野のプロに相談してから購入する方法です。
肌の状態を相談した上で購入することで、失敗する可能性が低くなります。
コラージュフルフルは「体のカビを抑える」をコンセプトに作られた製品です。
抗菌や抗カビ、消臭の成分が含まれていますが、アトピー向けの製品ではないため、肌トラブルに発展する恐れがあります。
より安全に使用するためには、アトピー向けの製品で、なおかつ購入前に薬剤師に相談するのがおすすめです。乾燥やニキビ、湿疹や赤みなどを相談しつつ、プロから助言を受けることで、適切なケアができるでしょう。
当サロンではオンラインで手軽に薬剤師への相談もできますので、アトピー悪化を防ぎたい人はこの機会にご利用ください。