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よもぎ石鹸はアトピーに悪い?その理由と合わないときの代替案

アトピーのよもぎ効果

アトピーによもぎ石鹸がよいと聞いたことはありませんか?しかし、実際にはアトピーに悪い側面もあり、あまりおすすめできません。

そこで、今回は「よもぎ石鹼がアトピーに悪い理由と合わないときの代替案」について、ご紹介します。

つらいアトピー肌を解消するために、まずは適切な知識をつけていくことが重要です。

よもぎに含まれている3つの効果

よもぎはキク科ヨモギ属の多年草で、春になると道端に生えている野草の1つになります。日本ではヨモギ団子や草餅、てんぷらなどに用いられるなど、古くから親しまれています。

では、そのよもぎには、どのような効果があるのでしょうか?ここでは代表的な3つの効果をご紹介します。

炎症を抑える効果

1つ目は「炎症を抑える効果」です。

よもぎには炎症物質に働きかける抗炎症作用があります。にきびや湿疹などの炎症を抑える効果に期待ができます。アトピーの人は、皮膚や顔に湿疹や赤みなどができている方も多いため、相性がよいと言えるでしょう。

抗酸化作用

2つ目は「抗酸化作用」です。

よもぎには多くのβカロテンが含まれています。βカロテンは、強い抗酸化作用によって、体内の活性酸素を除去し、しわやたるみ、くすみの改善をもたらします。

よもぎの美容効果を求め、よもぎダイエットやよもぎ蒸しなどによって、取り入れる方法などもあります。

腸内環境を整える効果

3つ目は「腸内環境を整える効果」です。

よもぎには水に溶けない不溶性食物繊維が豊富に含まれています。不溶性食物繊維は、腸の蠕動運動を刺激する働きがあるため、便秘解消や腸内環境を整える効果に期待ができます。

よもぎ石鹸がアトピーに悪い理由とは?

上記で紹介したように、よもぎには抗炎症作用や抗酸化作用など、アトピーに効果的な成分が含まれています。

しかし、よもぎ石鹸として使うのはおすすめしません。それは次の2つの理由からです。

安全面に不安があるから

玉置 昭治氏らがアトピー性皮膚炎患者に対し、よもぎエキスを含むスキンケア製品を用いた実験では「スキンケア商品としての安全性については,安全性に問題ありとした例が7例(20.6%)あり決して少なくない。また,試験期間を通して悪化例が6例(17.6%)あり,これもスキンケア商品の成績としては多いと考えられる。」と研究結果を明らかにしています。

悪化の詳細については、赤みが生じたり、じんましんが生じたりするなどです。

この研究結果を踏まえると、アトピーの人がよもぎ製品を使うのは、安全面で不安が残るでしょう。

引用文献:玉置 昭治、村津 麻紀「ヨモギエキス含有スキンケア製品 (SYシリーズ) のアトピー性皮膚炎患者に対する使用経験」1994 年 36 巻 3 号 p. 369-378

含まれる添加物によっては悪化するから

2つ目は「含まれる添加物によっては悪化するから」です。

よもぎエキスを含む石鹸では、香料やエタノール、界面活性剤やパラベンなどが含まれているケースもあります。肌の敏感なアトピーの人にとって、添加物や鉱物油は刺激が強く、肌の状態が悪化する恐れがあり、注意が必要です。

食用のよもぎやよもぎエキスならともかく、よもぎのスキンケア品となると、さまざまな成分や添加物が含まれることで、かえって肌の状態が悪化するリスクがあり、アトピーの人は注意すべきでしょう。

よもぎ石鹸が合わないときの代替案

よもぎ石鹸が合わないときにはどうしたらよいのでしょうか?ここでは代替案を5つ紹介します。

なるべくシンプルな石鹸を使う

アトピーにおすすめの無添加石鹸

1つ目は「なるべくシンプルな石鹸を使う」方法です。

パラベンやアルコールなどの添加物は、アトピーの人にとって刺激となるため、なるべく避けたいところです。成分表示を確認し、なるべく添加物の含まれていないシンプルな石鹸を選ぶようにしましょう。

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保湿力の高い石鹼やボディソープを使う

2つ目は「保湿力の高い石鹸やボディソープを使う」方法です。

石鹼やボディソープによっては、ほとんど保湿成分が含まれていないこともあります。乾燥しがちなアトピーの人は、複数の保湿成分が含まれている石鹼やボディソープを選ぶのがベターです。

抗炎症作用のある石鹸やボディソープを使う

3つ目は「抗炎症作用のある石鹸やボディソープを使う」方法です。

アトピー向けの石鹼やボディソープの中には、かゆみや炎症を抑える成分の含まれているものもあります。抗酸化作用や抗炎症作用があることで、肌の状態を整えてくれるでしょう。

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石鹸はしっかりと泡立てて使う

4つ目は「石鹸はしっかりと泡立てて使う」ことです。

石鹸自体がよくても、泡立てが今一つの状態で使用すると肌への負担がかかります。泡立てネット等を使用し、もこもこの泡にしてから、やさしく体へと使いましょう。

入浴後は全身のスキンケアを徹底する

5つ目は「入浴後は全身のスキンケアを徹底する」ことです。

お風呂に入った後は、急速に皮膚から水分が失われていきます。入浴後10分以内に、化粧水や乳液、ボディローションやボディクリーム等で皮膚に水分や油分を与えましょう。

使用するスキンケア品は敏感肌向けやアトピー肌向けなど、皮膚にやさしく、保湿力のあるものがおすすめです。

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アトピーの人は無添加で炎症を抑える石鹸を使おう

よもぎには食物繊維やβカロテンが豊富で、腸内の環境を整えたり、抗酸化作用があったりします。しかしよもぎ石鹸等に加工をすると、添加物等が含まれ、肌に合わない可能性が高まります。

アトピーの人が使用する際には、無添加かつ炎症を抑える作用がある石鹸やボディソープを選びましょう。どの製品なら肌に合うか迷うのなら、薬剤師の無料相談を利用ください。オンラインで肌に合った提案をさせていただきます。

肌に合う無添加のスキンケア品を使い、つらいアトピーの症状を緩和させましょう。

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