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煎茶やほうじ茶、番茶や玄米茶など、日本人にゆかりのある緑茶ですが、アトピーの人にとって、緑茶はよいのかと疑問に感じていませんか?
結論から申し上げますと、緑茶に含まれる成分には、アトピーの症状改善をサポートする可能性があると考えられています。その理由については、本文でくわしく解説します。
また緑茶の成分を有効に活用できるように、効果的な使い方についてもご紹介しますので、必要な知識を吸収していきましょう。
Contents
なぜアトピーの人に緑茶はよいのでしょうか?それには3つの理由があります。1つずつ見ていきましょう。
1つ目は「抗菌作用があるから」です。
アトピーの人は肌のバリア機能が低下しているため、ウイルスや細菌による感染リスクが上昇しがちです。
しかし緑茶に含まれるカテキンには、ウイルスや細菌の働きを抑制する抗菌作用があり、アトピー肌の改善に役立つでしょう。
2つ目は「抗酸化作用があるから」です。
緑茶に含まれるカテキンには、身体の中の活性酸素を除去する抗酸化作用が豊富に含まれています。抗酸化作用によって、皮膚の炎症を和らげてくれるでしょう。
3つ目は「抗炎症作用があるから」です。
緑茶に含まれるカテキンには、ヒスタミンの放出を抑制し、炎症を和らげる作用があります。抗アレルギー作用もあるため、アトピー改善につながるでしょう。
では、緑茶はどのように活用するのがよいのでしょうか?
ここでは効果的な使い方を3つ紹介しますので、実践しやすい方法を試してみましょう。
1つ目は「お茶として飲む」方法です。
緑茶の茶葉を急須に入れ、80度ほどのお湯を注ぎます。茶葉は1人前3g程度、ティースプーンですりきり2杯ほどの量です。
抽出する時間が長くなるほど、カテキンやカフェインによる苦みが出るため、1分以下にとどめて飲みましょう。
なお、渋みや苦みが得意でない人は、ほんのりした甘みの感じられる玉露を試すのも1つの手です。
2つ目は「ウェットティッシュとして使う」方法です。
清潔なガーゼと緑茶、密封容器を用意しましょう。
やり方は極めてシンプルです。沸騰して煮出した緑茶を冷まし、ガーゼで浸します。使いたいときに1枚だけガーゼを取り出して、よく絞って汗ばむ部位を拭きます。
ガーゼがない場合には、コットンやタオルで代用も可能です。ジップロックなどの容器や密封できる瓶に入れて持ち歩くことで、いつでも手軽に除菌できます。
ただし、ウェットティッシュや入浴剤代わりとして使用するのなら、肌に合わないこともあります。デリケートな肌や肌に湿疹がある場合には、事前にパッチテストを行い、安全性を確認してから使用しましょう。
3つ目は「湯船に入れる」方法です。
入浴剤として、茶葉を浮かべる方法でも緑茶の成分を吸収することができます。
茶葉をお茶パックに入れ、湯船に浮かべて軽くもみましょう。緑茶の香りによるリラックス効果も得られます。カテキンによる美肌効果や抗菌作用によって、肌の調子も整うでしょう。
緑茶が肌によいとわかっても「どのくらい飲めばよいのか」「アイスティーでもよいのか」などの疑問が生じるかもしれませんね。
そこで、よくある質問をまとめました。1つずつ疑問を払拭しましょう。
医薬品ではないため、特に決まりはありません。ただし、1杯当たりのカフェイン量が30㎎ほどのため、1日5杯程度までに留めましょう。
大量摂取は、かえって逆効果です。緑茶には利尿作用もあるため、むしろ飲みすぎによる脱水症状に注意が必要になります。
緑茶は一気にまとめて飲むよりも、毎日コツコツと飲むのを心がけましょう。
カテキンが抽出されるのは、80度以上に沸騰させた場合です。水出しでは有効成分が抽出されないため、お湯出しにしましょう。
もし冷たいお茶を飲みたいのなら、お湯出しした後に時間をおいてから飲むとよいでしょう。
緑茶を飲む分には、副作用はありません。ただし緑茶アレルギーを持っている場合には摂取せず、代わりに抗酸化作用のあるルイボスティーを飲むのも手です。
アトピーにおけるルイボスティーの効能や効果的な使い方については、下記コラムをご覧ください。
アトピーはルイボスティーで改善する?効果的な使い方とよくあるQ&A
緑茶以外にも、天然素材の保湿剤を使ったり、規則正しい生活を送ったり、糖質を控えたりなど生活習慣を整えることも大事です。
特にアトピーの人は、肌のバリア機能が低下していることで皮膚が乾燥しやすいため、しっかりと肌を保湿することを意識しましょう。
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緑茶に含まれるカテキンには、抗酸化作用や抗菌作用、抗アレルギー作用など、アトピーの人にとって、ありがたい作用があります。日頃から意識的に摂取するとよいでしょう。
ただしアトピーを改善するためには、肌の保湿も欠かせない要素です。肌にやさしいスキンケア品で、皮膚に潤いを与えましょう。
しかしアトピーがあると肌が敏感なため、市販のスキンケア品が肌に合わないことも多いかもしれません。当サロンでは、オンライン上で気軽に薬剤師に肌の状態を相談できます。
肌に合うスキンケア品を選び取り、アトピー肌をケアしましょう。