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アトピーがひどくて口紅が塗れない。敏感肌が選ぶべき基準

口紅を塗りたいのに、アトピーがひどくてお化粧が楽しめないともやもやしていませんか?じっくり選んでも、ヒリヒリと痛んだり、かゆみや赤みが出てきたりなど、肌トラブルを起こした経験があると、買うのをためらってしまうかもしれません。

そこで、今回は「アトピーが口紅を選ぶときの基準とみるポイント」を紹介します。合わない理由と敏感肌が選ぶべき基準を押さえ、アトピー肌でもオシャレを楽しみましょう。

なぜアトピーだと口紅を塗ってヒリヒリする?合わない理由

そもそもなぜアトピーだと口紅を塗ったときにヒリヒリするのでしょうか?ここでは代表的な4つの理由をお伝えします。

唇や口角もデリケートだから

1つ目は「唇や口角もデリケートだから」です。

アトピーは肌が敏感ですが、それは唇や口角も同様です。なぜなら唇や口角も皮膚の一部だからです。

普通肌の人なら問題なく塗れる口紅であっても、アトピー肌ゆえにささいな刺激にも敏感に反応し、結果的にヒリヒリします。

摩擦によってバリア機能が下がるから

2つ目は「摩擦によってバリア機能が下がるから」です。

リップスティックタイプにせよ、ティンテッドタイプにせよ、唇に塗っていきます。口紅を左右に往復する間に摩擦が生じ、バリア機能が下がります。

特に唇は角膜層が薄く、皮脂腺や汗線がないためバリア機能がありません。乾燥しやすく、紫外線などのダメージを受けやすい唇は、バリア機能が下がりやすい状態でもあり、口紅で荒れやすいです。

刺激を与える石油系由来の成分

3つ目は「刺激を与える石油系由来の成分」だからです。

保湿性を出すために、口紅の中には石油系由来の成分が入っていることもしばしばです。しかし、石油系由来の成分を長時間つけていると、皮膚呼吸ができずに、ヒリヒリしたり、唇が荒れたりする原因になります。

なお、石油系成分は鉱物油、乳化剤、合成香料、合成着色料などがあります。具体的には、ミネラルオイルやワセリン、パラフィンなどの鉱物油、ラノリンアルコールなどの乳化剤、発色をよくする合成着色料などです。

含まれている保湿成分が少ないから

4つ目は「含まれている保湿成分が少ないから」です。

唇は皮膚が薄いけれども、外気に触れるなど、刺激を受けやすい部位になります。含まれている成分に保湿が少ないと、唇の潤いをキープできずに、乾燥するかもしれません。

アトピーが口紅を選ぶときの基準と見るべきポイント

アトピーで唇がヒリヒリする原因がわかったら、続いて口紅を選ぶときの基準を知りましょう。購入時に見るべきポイントは、次の5つです。

低刺激の成分であること

1つ目は「低刺激の成分であること」です。

アトピーの人は皮膚が敏感だからこそ、石油系由来の成分が入っていない「低刺激」の口紅を選びましょう。成分表示をよく確認をし、タール系色素やパラフィンなどが含まれている場合には、他の口紅に変えたほうが無難です。

また低刺激の化粧品には「オーガニック」や「低刺激」、「天然成分」などと書かれていることも多いので、目印にするとよいでしょう。

なるべく植物由来の成分であること

2つ目は「なるべく植物由来の成分であること」です。

発色がきれいな口紅の中には合成着色料が使われていたり、石油系由来の成分のミネラルオイルやワセリンが含まれていたりすることも珍しくありません。

オリーブスクワランオイルやホホバオイル、アーモンドオイルやアボカドオイルなど、なるべく植物由来の成分の口紅を選びましょう。

保湿成分がたっぷり入っていること

3つ目は「保湿成分がたっぷりと入っていること」です。

唇からは水分が蒸発しやすいため、保湿力のある口紅の方がアトピーにはおすすめです。具体的には、ヒアルロン酸やミツロウ、シアバターやホホバオイル、セラミドなどです。

マットタイプの口紅よりも艶感のある口紅を選ぶと、保湿成分が多く、唇が潤うでしょう。

過剰な香料等が入っていないこと

4つ目は「過剰な香料等が入っていないこと」です。

口紅の中には、ほんのりといい香りのするものも多々あります。しかし中には人工香料が合わずに、ヒリヒリしてしまう人もいます。

皮膚がデリケートなアトピーの人は、植物から抽出した天然香料の口紅か、無香料がおすすめです。

敏感肌向けの口紅を選ぶこと

5つ目は「敏感肌向けの口紅を選ぶこと」です。

アトピーの人が安全に使用するためには、敏感肌向けの口紅を選ぶようにしましょう。高価格帯の口紅であっても、刺激性の強い成分を含んでいる場合もあります。

事前にパッチテストをしたり、「敏感肌向け」とうたっているものを選んだりなど、工夫しましょう。

また、アトピーで化粧に悩んでいるのなら、「アトピーは化粧できないは嘘⁉肌にやさしいメイクの秘訣」もおすすめです。

失敗が少ない。天然由来の口紅のメーカー

では、どの化粧品を選んだら失敗しないで済むのでしょうか?肌に合う―合わないは、個人差がありますので、ここでは「天然由来の口紅メーカー」を2つ紹介します。

ファンケル

1つが「ファンケル」です。

ファンケルの名前の由来は「ファインケミカル」で、化学製品を混ぜないという意味があります。

無添加にこだわった化粧品だからこそ、シアバターやヒアルロン酸などの保湿成分も多く、刺激性が少ないです。美容オイルを配合した天然由来の口紅で、肌にもやさしいです。

AQUA AQUA

2つ目は「AQUA AQUA」です。

食品由来の成分にこだわって作られたオーガニックの口紅を扱っているメーカーです。ホホバオイルや米ぬかオイルなど、植物由来の保湿成分が使われています。

シリコンフリーで、タール系色素や人工の防腐剤なども使われていません。保湿成分が豊富で、肌にもやさしいです。

肌にやさしい素材にこだわって作られ、簡単に石鹸でメイクオフできます。

アトピーは低刺激の口紅を使おう

今回はアトピーの人が口紅を使ってヒリヒリするおもな原因と口紅選びのポイントについて、お伝えしました。

肌がデリケートなアトピーの人こそ、保湿成分が多く、植物由来の口紅がおすすめです。低刺激といっても相性の問題もありますので、事前にパッチテストを行うことで、失敗を防げるでしょう。

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