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妊娠をして喜んでいたのも束の間、体のあちこちがかゆくて、掻きむしっていませんか?掻いちゃいけないとわかりつつ、どうしたら良いかと戸惑っているかもしれませんね。
そこで、この記事では「妊娠中にアトピーが悪化する4つの原因」と「今日からできる対処法」をご紹介します。
解決策を取り入れて、快適なマタニティライフへと改善させましょう。
妊娠中にアトピーが悪化するのには理由があります。
ここでは代表的な4つの原因をご紹介しますので、どの項目にあてはまりそうか、確かめてみてくださいね。
1つ目は「女性ホルモンの急激な変化に伴うストレス」です。
妊娠をすると、胎児を生み育てるためにエストロゲンとプロゲステロンの量が増えます。エストロゲンの増加は吐き気や嘔吐を、プロゲステロンの増加は便秘やお腹の張りを引き起こします。
女性ホルモンが急激に変化することで、体調が悪化し、ストレスを感じやすいでしょう。
ストレスが溜まれば、自律神経系や免疫系の機能も低下します。アトピーの症状も表面化しやすく、悪化したと感じやすいかもしれません。
2つ目は「発汗や体温上昇によって皮膚の状態が悪化する」からです。
妊娠中の女性は、体温が37度前後の微熱が続きます。通常の体温と比べると0.5度ほど上がっていることも多く、人によって熱っぽさも感じるかもしれません。
体温が上昇すれば、汗もかきやすくなります。発汗した体のかゆみから掻きむしってしまい、アトピー肌の状態が悪化しがちです。
3つ目は「つわりで十分に保湿ができていない」からです。
妊娠初期は吐き気が起こりやすく、食事をするのも、睡眠をとるのをしんどい人もいることでしょう。今までは当たり前にできたことも、連日のように具合が悪ければ、習慣も崩れがちです。
アトピー緩和のための保湿も、つわりのしんどさでケアが十分にできなければ、乾燥状態が続いてしまい、かゆみも感じやすくなります。結果、アトピーの悪化を感じやすくなるでしょう。
4つ目は「胎児への悪影響が心配で、薬の使用量が減少」するからです。
妊娠したことで、食べ物や生活習慣などを気にする人も多いです。「できるだけ胎児に影響のないものを使いたい」という親心の芽生えともいえるかもしれません。
しかし、「赤ちゃんに悪影響があったらどうしよう?」と心配し、自己判断でこれまで使っていた内服薬や外用剤の服用量を減らせば、アトピーの症状は悪化します。
医師に相談なく、投薬の中断や減少をして、アトピーがひどくなっている人も一定数居るでしょう。
では、アトピーが悪化した妊婦は、どのような対処法を取ったらいいのでしょうか?ここでは今日から実践可能な6つの方法を紹介します。
1つ目は「妊娠の不安や心配は、婦人科に相談する」ことです。
妊娠をした喜びよりも、不安や心配が勝っていませんか?
「倦怠感が続くのは普通のこと?」「つわりで食べられないけど、赤ちゃんは育ってくれる?」など、初めての妊娠ならわからないことや不安なことがたくさんあるものです。
それを1人で抱えていると、ストレスでよけいに体にも負担がかかります。
妊娠にまつわるわからないことや心配は、定期健診のときに医師や看護師さんに聞いてみてください。専門家の助言を得ることで、不安感も和らぎ、ストレス性のかゆみも落ち着いてくることでしょう。
2つ目は「漠然とした悩みは、気心知れた人に聞いてもらう」ことです。
初めての妊娠は、漠然とした不安や悩みも付きまといます。「私が育てられるのかな?」「仕事と両立、できるかな?」など、キャリアや家庭のことも踏まえて、漠然とした気持ちが湧いているかもしれません。
もやっとした感情や悩みは、気心知れた人に話を聴いてもらいましょう。
コレという答えがもらえなくても、聞いてもらうだけでも、精神的に楽になります。ご主人やご両親、お友達や先輩ママなどにお願いしてみましょう。
話し終えるころには肩の力も抜けて、ストレス性のアトピーは和らいでいくかもしれません。
3つ目は「保湿を徹底する」ことです。
つわり症状でしんどいと、ケアは後回しになりがちです。けれども、保湿を怠ると肌は乾燥し、かゆくなり、掻きむしって悪化するという負のループにハマります。
目に入るところに保湿剤を用意し、いつでも塗れるようにしましょう。つわりも時間帯によって強弱があります。比較的落ち着いているときを見計らい、塗るのをおすすめします。
4つ目は「柑橘系や食べたいものを食べ、つわり軽減に努める」ことです。
つわりが表れてくると、お米の炊けた匂いで気持ち悪くなったり、今まで食べられていたご飯で戻してしまったりする方も多いです。
一般的に、子どもに栄養が届くようになるのは、つわりの落ち着いた妊娠中期ごろからだと言われています。つわりの期間中は、無理をせずに食べられるものを食べましょう。
何が食べられるかがわからないなら、柑橘系もおすすめです。みかんやグレープフルーツなどの酸味のある果物なら、クエン酸が含まれているため吐き気防止になります。
つわりの症状は個人差が大きいので、無理をせずに食べられるものを食べてくださいね。
5つ目は「主治医に妊娠を告げ、投薬の相談をする」ことです。
お薬の種類によっては、妊娠中に服薬や仕様ができないものもあります。しかし素人では判断がつかないため、自己判断せずに医師に相談しましょう。
今まで投与されていたお薬は使えなくても、妊婦向けの薬を出してもらえるかもしれません。妊娠中のかゆみを悪化させないためにも、早めに相談をし、妊婦に合ったお薬をもらうのがおすすめです。
6つ目は「決められた内服薬や外用剤を毎日使用する」ことです。
自己判断で減薬や中断すると、かえってアトピーの症状が悪化したり、効きにくくなったりすることもあります。必ず医師が処方した内服薬や外用剤を使用するようにしましょう。
妊娠中と告げた上で出された薬は、母子の安全性のあるものが出されているはずです。医師を信頼し、使用することでかゆみも和らぎますよ。
今回は妊娠中にアトピーが悪化する4つの原因と6つの対処法をお伝えしました。
胎児のことを心配するあまり、お薬を勝手に辞めてしまうと悪化を招きます。妊娠が発覚したら早めに皮膚科を訪れて、妊婦が使用できるお薬に変えてもらいましょう。
保湿を徹底し、悩みや不安を持ち越さないことで、アトピーの悪化を食い止めることにつながりますよ。