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アトピーのかゆみは冷やすのが一番⁉その理由と4つの方法

アトピーの湿疹や炎症が悪化して、かゆくて悩んでいませんか?暑さの厳しい夏場や運動した後など、体温が上昇しているときには特にかゆみを感じやすくなります。

では、アトピーの人がかゆいときに冷やすと、かゆみを抑えることができるのでしょうか?今回は「アトピーのかゆみは冷やすとよい2つの理由」と「具体的な4つの方法」を紹介します。

解決策やふだんからできる対策を知り、アトピーによる不快な症状を緩和させましょう。

なぜアトピーは冷やすとよいのか?そのメカニズムと理由

アトピーのかゆみに対し、冷やす行動は有効です。それには2つの理由があります。ここでは、その理由とメカニズムをご紹介します。

温まると血行促進によるかゆみ悪化が起こるから

1つ目は「温まると血行促進によるかゆみ悪化が起こるから」です。

夏場で気温が高かったり運動したりすると、体温が上昇し、血行がよくなります。特に汗をかくと、かいた汗が刺激となり、かゆみが増しがちです。

しかし皮膚を冷やすことで、体温を低下させることができます。皮膚の内部に溜まった熱も放出させることができ、やがて汗も収まって、かゆみも軽減します。

神経が鎮まることでかゆみが軽減されるから

2つ目は「神経が鎮まることでかゆみが軽減されるから」です。

アトピーの炎症や湿疹がある状態では、皮膚に熱を持ち、かゆくてしかたないかもしれません。なぜならアトピーは肌のバリア機能が下がっているため、ほこりや紫外線、乾燥などの刺激に対して敏感に反応するためです。

しかし衝動のままに掻きむしると、なおさら神経が興奮し、かゆみが増します。そこで、出番になるのが冷却です。熱を持った皮膚に対し、冷やすことで神経の興奮が鎮まり、かゆみや炎症も和らぎます。

どうやって冷やすのがアトピーによい?

アトピーでかゆいときに冷やすのは効果的なアクションですが、どのように冷やすのがよいのでしょうか?ここでは4つの方法を紹介します。

保冷剤や冷たいおしぼりを当てる

1つ目は「保冷剤や冷たいおしぼりを当てる」方法です。

皮膚に熱をもっていてかゆい場合には、保冷材に薄いタオルやガーゼで巻き、かゆい部分に当てましょう。冷やすことでかゆみを和らげることができます。

もし保冷剤が家にないのなら、おしぼりやミニタオルをキンキンに冷やして代用もできます。

患部に水をかけて冷やす

2つ目は「患部に水をかけて冷やす」方法です。

タオルや保冷剤などが手元にない場合には、かゆいと感じる部位に直接水をかけるのも有効です。蛇口の水から直接かけることで、皮膚が冷やされます。

冷房を強める

3つ目は「冷房を強める」方法です。

気温や湿度の高い場所にいると、暑さから汗が滴り、かゆみが増す原因になります。室内にいる場合には、冷房を強め、暑いと感じないようにするのも1つの手です。

反対に、冬場は寒さから暖房を強め、体内に熱を持つこともあります。皮膚のかゆみを感じるようなら、暖房を切りましょう。

シャワーの温度を低くする

4つ目は「シャワーの温度を低くする」方法です。

汗をかいたことでかゆみが生じたのなら、シャワーで洗い流すことで、皮膚を清潔に保つことができます。さらに低めの温度でシャワーを浴びることで、皮膚を冷やせます。

冷やすだけでは根本解決にならない⁉他にすべき行動

アトピーのかゆみを和らげるのに冷やすのも有効ですが、あくまでもその場しのぎにすぎません。そこで、根本解決につながるように、日常の中で気をつけたい行動を紹介します。

風通しのよい衣類を着る

1つ目は「風通しのよい衣類を着る」ことです。

ポリエチレンやポリウレタンなどの化学繊維でできた服は、汗が皮膚に残りやすく、かゆみを増すことがあります。なるべく風通しのよい衣類を着ましょう。

おすすめは綿や麻などの天然素材です。どちらも吸湿性や吸水性が高く、汗をかいてもすばやく乾かしてくれるでしょう。

皮膚を清潔に保つ

2つ目は「皮膚を清潔に保つ」ことです。

アトピーの人の中には、ボディーソープやシャンプーが湿疹に沁みることを嫌って、なるべくシャワーやお風呂を避けたいと思う人もいるかもしれません。

しかし、汚れが付着した状態でいると雑菌が増殖し、かえって炎症やかゆみが悪化します。なるべく毎日シャワーを浴びたり、お風呂に浸かったりし、清潔な状態を保つように心がけましょう。

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高保湿のクリームで皮膚を保護する

3つ目は「高保湿のクリームで皮膚を保護する」ことです。

アトピーの人は皮膚が乾燥しやすいため、化粧水やボディーローションで皮膚に潤いを与えたのちに、高保湿のクリームで皮膚の潤いを保ちましょう。

皮膚のデリケートなアトピーが肌トラブルを起こさないよう、なるべく無添加かつ低刺激のスキンケア品を選ぶのがポイントです。アトピー向けのスキンケア品を扱っているお店で、薬剤師に相談してから購入するのもよいでしょう。

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適切な睡眠を保つ

4つ目は「適切な睡眠を保つ」ことです。

毎日7~8時間の睡眠が確保できていますか?睡眠時間が少ないと免疫機能が低下して、体内の不調につながります。

寝る前のスマートフォンの使用を控えたり、過度な残業を控えたりすることで、良質な睡眠時間を確保しましょう。

ストレスを溜めない

5つ目は「ストレスを溜めない」ことです。

ストレス社会の現代は、仕事や家庭、子育てや介護等で誰もがストレスを抱えています。しかしストレスの蓄積は、ストレスホルモンのコルチゾールを放出させ、アトピーの悪化につながります。

ウォーキングをしたり、悩みを人に聞いてもらったりなど、ストレスを溜め込まないように工夫しましょう。

保湿と冷却でつらいかゆみを軽減させよう

アトピーのかゆみに対して、冷えたおしぼりや保冷材を使って冷やすことは、不快なかゆみを和らげることに有効です。

しかし冷やしてかゆみが落ち着くのは一時的です。清潔な状態を保ったり、皮膚をしっとり保湿したりするなど、日ごろから徹底しましょう。

皮膚のデリケートなアトピーの人には、高保湿かつ無添加なクリームやローションがおすすめです。肌のバリア機能を高め、炎症を和らげる成分があると、なおよいです。アトピー向けの製品で、つらいかゆみを軽減させましょう。

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