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アトピーの人が柔軟剤を使うと悪化すると聞き、使い続けるか迷っていませんか?好きな香りを嗅ぐことはリフレッシュ効果もあり、やめるのをためらう人もいることでしょう。
そこで今回は、柔軟剤の効果やアトピーが柔軟剤を使うと悪化する理由について、解説します。アトピー肌を悪化させない対策も一緒に解説しますので、日々の生活に役立てていきましょう。
Contents
何気なく使っている柔軟剤ですが、あなたは柔軟剤の効果について、知っていますか?ここでは、まず柔軟剤の効果について、お伝えします。
1つ目は「衣類を柔らかくする」ことです。
柔軟剤を使用せずに洗濯機を回し、タオルや衣類がゴワゴワになった経験はありませんか?柔軟剤には衣類を柔らかくする働きがあります。
洗剤で汚れを落とした衣類に対し、柔軟剤がリンスやコンディショナーのようにコーティングされるためです。
2つ目は「静電気を抑える」ためです。
柔軟剤には陽イオンの界面活性剤が含まれています。それが衣類の繊維にコーティングされることで、静電気を防ぐのです。
冬服などには静電気が溜まりやすいため、柔軟剤の効果は表れやすいでしょう。
3つ目は「好きなにおいを楽しむ」ためです。
柔軟剤の中には、さまざまなにおいものがあります。上品なお花の香りのフローラル系やミカンやレモンなどのフルーティー系、ナチュラルで自然な香りのハーバル系やエキゾチックなにおいが特徴なオリエンタル系など、さまざまです。
種類も多いため、あなたの好みに合わせて選ぶことができ、乾いた衣類からも好きなにおいを楽しめるでしょう。
では、なぜ柔軟剤を使うと、アトピーの人は悪化する恐れがあるのでしょうか?2つの理由をご紹介します。
1つ目は「すすぎ残しで肌トラブルに発展するから」です。
洗剤は洗濯機で洗うことで流れますが、柔軟剤に含まれている成分が衣類に残りやすく、すすぎ残しによって肌トラブルに発展する恐れがあります。
特にアトピーの人は肌のバリア機能が低下している状態です。衣類に残った柔軟剤の成分に反応し、かゆみや赤みなどが出るリスクがあるでしょう。
2つ目は「柔軟剤の主成分の刺激で肌トラブルに発展するから」です。
柔軟剤の主成分は陽イオンの界面活性剤です。通常の洗剤と比べると刺激が強く、アトピーの人にとっては肌荒れの原因にもなるでしょう。
また、柔軟剤には人工香料が使われていることも多く、敏感肌のアトピーの人にとっては、注意が必要です。
肌のデリケートなアトピーの人が皮膚の状態を悪化させないために、どのような対策をとったらよいのでしょうか?ここでは、5つの対策をご紹介します。
1つ目は「柔軟剤の代わりにクエン酸で代用する」方法です。
クエン酸は酸性のため、洗剤の弱アルカリ性と中和をし、衣類のごわつきを解消してくれます。柔軟剤の代わりに活用してみるとよいでしょう。
量としては、1回の洗濯に対して小さじ1程度が目安です。
クエン酸には雑菌の増殖を抑えたり、衣類の黄ばみに働きかけたりする働きもあり、洗濯の際に使うのもおすすめです。
2つ目は「コットンやシルクなどの天然素材の服を着る」方法です。
洗濯も大事ですが、アトピーのかゆみや赤みへのケアをしたいのなら、ふだんから身に付けるものも重要です。
ポリエステルやポリエチレンなどの衣類よりも、コットンやシルクなどの天然素材であれば皮膚への刺激が低く、すれる際のかゆみも起きにくいです。
3つ目は「発熱素材の衣類は身に付けない」方法です。
寒くなる時期になると、ヒートテックなどの発熱性の衣類を身に付ける人も多いかもしれません。しかし、アトピーの人は衣類内に熱がこもると、かえってかゆみが増すことが多いです。
さらに、ヒートテックには水分を吸収して発熱するため、皮膚を乾燥させるデメリットもあります。アトピーの人は、発熱素材の衣類の着用を避けた方がよいでしょう。
4つ目は「入浴後の保湿を徹底する」方法です。
あなたは入浴後、すぐに保湿をしていますか?入浴後10分もすると、入浴前よりも皮膚が乾燥します。お風呂を出たら、すぐに顔と体を保湿しましょう。
5つ目は「化粧水や乳液などで保湿する」方法です。
アトピーの人は皮膚が乾燥しやすいため、洗顔後にすばやく化粧水や乳液で、皮膚を保湿しましょう。使うスキンケア化粧品は、パラベンやアルコールなどが含まれていない無添加なものがベターです。
どの製品がよいか迷う場合には、皮膚にやさしいアトピー向けのスキンケア品を選ぶとよいでしょう。
柔軟剤には衣類を柔らかくする効果がある一方で、陽イオンの界面活性剤が衣類に残りやすく、アトピーの人にとって肌トラブルの原因になります。
柔軟剤の代わりにクエン酸を使用し、皮膚への刺激の少ないコットンやシルクを身に付けましょう。加えて、乾燥しやすい肌を保護するために、低刺激なスキンケア品で保湿することも重要です。
アトピー肌をより良くしたいと考えている人は、アトピー肌向けのスキンケア製品を使ってみてはいかがでしょうか?