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ブラジャーが皮膚にあたる部分がかゆくて悩んでいませんか?仕事や買い物に出かけるときには、ブラジャーを付ける必要がありますが、アトピーの人の中にはかゆみがどうしても気になって悩みのタネになっている方も多いかもしれません。
そこで今回はアトピーの人向けにかゆくなりにくいブラジャーの特徴を紹介します。かゆみを防止するためにブラジャー以外で気をつけたいこともお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
なぜブラジャーをつけると、かゆくなるのでしょうか?その理由は、ブラジャーのカップやアンダーラインに汗をかき、蒸れるためです。
アンダーラインがきつめのブラジャーや厚めのパットが入っているブラジャーは、特に汗が溜まりやすい傾向があります。また下着に使用されやすいポリウレタンは、化学繊維でできているため、汗を吸収しづらく蒸れやすいです。
汗拭きシートやハンカチなどですぐに汗を拭きとれればよいのですが、通勤中や仕事中などの人目のある場所で拭くわけにもいきません。
やむなく放っておくと、かゆみが悪化してかぶれや赤みなどの皮膚トラブルに発展することもあります。アトピーなど肌の敏感な人は注意が必要です。
では、どのようなブラジャーを選べばかゆくなりにくいのでしょうか?ここではかゆくなりにくいブラジャーの特徴を紹介します。
1つ目は「天然由来の素材」です。
綿のブラジャーは通気性に優れているため、汗をかいても蒸れづらいです。さらに吸湿性も高いため、蒸れてかゆくなるのを防いでくれるでしょう。
天然素材だからこそ化学繊維のブラジャーと比べると肌触りもよく、皮膚への負担も少ないためアトピーの人にもおすすめです。
2つ目は「外縫いのブラジャー」です。
ブラジャーは見た目もかわいらしいものが多く、レースや刺しゅうなどが施されているものも少なくありません。しかし内縫いだと縫い目が皮膚にあたり、チクチクと皮膚への刺激も起きやすく、アトピーの人にはかゆくなる恐れがあります。
外縫いのブラジャーを選ぶことでチクチクとした不快な症状も感じにくいでしょう。
3つ目は「柔らかな肌触り」です。
綿100%のブラジャーは吸湿性や通気性がよい一方で、洗濯を繰り返すうちにごわごわとした肌触りになり、擦れてかゆくなることがあります。
そこでおすすめなのが、レーヨンと綿の混合素材です。レーヨンは木材パルプから作られる再生繊維で、シルクのような肌触りが特徴です。滑らかな触り心地で通気性や吸湿性もよく、汗によるかゆみや洗濯によるごわつきが起こりづらいです。
天然素材同士の組合せだからこそ柔らかな肌触りで、アトピーの人の肌にもなじみやすいでしょう。
4つ目は「金属不使用」です。
ブラジャーにはフックや肩紐のアジャスターなどに金属が使われていることも多いです。しかしアトピーの人は金属部分が皮膚にあたると、こすれてかゆくなったり、赤くなったりすることもあります。
肌への負担を考慮して、アジャスターやフックに金属を使用していないタイプのブラジャーを選ぶとよいでしょう。
5つ目は「ノンワイヤー」です。
ノンワイヤーブラは一般的なブラジャーのような締め付け感がありません。アンダーバストへの締め付け感のないタイプなら、汗も溜まりにくく、かゆくなりにくいでしょう。
従来はノンワイヤーブラというと、スポーツブラやカップ付きブラなどが多かったですが、最近ではオシャレなノンワイヤーブラも増えてきています。デザインが多様なため、好みに合わせて選びやすいでしょう。
アトピーの人が不快なかゆみをあまり感じないようにするために、ブラジャー以外にも気をつけたいことが4つあります。1つずつ見ていきましょう。
1つ目は「下着以外も天然素材にする」ことです。
ブラジャーの通気性がよかったとしても、その上に着る衣類の通気性が悪ければ、蒸れることがあります。直接肌に触れる下着以外も、通気性を意識して綿やシルク、麻などの天然素材を着用しましょう。
2つ目は「顔だけでなく体も保湿を徹底する」ことです。
アトピーは肌のバリア機能が低下しているため、顔や体の保湿が不可欠です。お風呂からあがったら速やかに化粧水やボディローションなどで体を保湿しましょう。
アトピーの炎症やかゆみが気になるようなら、ビタミンE配合の保湿剤がおすすめです。抗炎症作用や抗酸化作用があるため、かゆみや赤みの軽減に期待できるでしょう。
3つ目は「保湿剤はアトピー向けを使う」ことです。
低刺激や肌にやさしいなどとうたっていても、アルコールや人工香料などが使用されていて、アトピー肌には刺激になることも少なくありません。
肌に負担をかけないためにも、化粧水や乳液、ボディローションなどの保湿剤はアトピー向けのものを使うとよいでしょう。
4つ目は「肌にやさしいボディーソープや石鹸を使用する」ことです。
ボディーソープの中には合成界面活性剤や香料、着色料などの肌に負担をかける成分が含まれていることも多々あります。アトピーが悪化することのないよう、なるべく無添加で保湿成分のたっぷり含んでいるものを選びましょう。
アトピーの人がブラジャーをつけてかゆくなる原因は、化学繊維でできたブラジャーに汗がこもり、蒸れやすいためです。
ブラジャーを選ぶ際には、通気性のよい綿やレーヨンなどの天然素材を選び、蒸れてかゆくなるのを防ぎましょう。
かゆみを防ぐためには、日ごろから保湿をすることも大事です。乾燥で肌がかゆくならないよう、ビタミンE配合のアトピー向けの保湿剤を使いましょう。
製品選びに迷った場合には、薬剤師に皮膚の状態を相談した上で、地肌に合うものを購入しましょう。