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アトピーで皮膚に赤みやかゆみがあると、シャワータイムが憂うつかもしれません。そこで今回は「アトピーにおすすめしたいシャワーの手順や注意点」をご紹介します。
正しい手順や注意点を知り、シャワータイムの不快感を減らしましょう。
ここでは、アトピーがシャワーを浴びるときのおすすめの手順をご紹介します。
まずは、シャワーの設定温度をぬるめに設定します。
熱々のお湯を好む人もいるかもしれませんが、温度が高いとアトピーのかゆみや赤みが悪化することもあります。皮膚への刺激を踏まえて、シャワーはぬるめを意識しましょう。
続いて、全身をシャワーでサーッと濡らします。
いきなり石鹸やボディーソープで汚れを落とす人もいるかもしれませんが、あらかじめ全身を濡らすことで、皮膚がふやけて汚れが落ちやすくなります。
全身を濡らしてふやかした後に、石鹸やボディーソープをしっかりと泡立てましょう。泡立てが不十分な状態で皮膚につけると、刺激を感じてアトピーが悪化する恐れがあります。
泡立てるのが面倒だと感じる人は、泡立てネットの使用がおすすめです。あまり時間をかけずにもこもこの泡ができます。
もこもこの泡になったら、やわらかなコットンタオルやスポンジで身体を洗います。アトピーの炎症があると、かゆみや痛みからササっと洗っておしまいの人もいるかもしれません。
しかし、ザーッと洗うだけでは関節部分などに洗い残しが出ることもあるため、アトピーを悪化させないためにも、全身をくまなく丁寧に洗うように心がけましょう。
ぬるめのシャワーで泡や汚れを洗い流します。浴室に鏡があるようなら、落としそびれがないか、確認しましょう。
次はアトピーがシャワーを使うときの注意点についてお伝えします。
1つ目は「低刺激の石鹸やボディーソープを使う」ことです。
ふだんはどのような石鹸やボディーソープを使っていますか?一般的にボディーソープには界面活性剤や香料などの添加物が含まれていることが多いです。
アトピーが添加物入りのものを使用すると、皮膚の状態が悪化しかねません。なるべく無添加で低刺激の石鹸かボディーソープを使いましょう。
2つ目は「関節付近の洗い残しに気を付ける」ことです。
ひじや脇、脚の付け根や首、耳の裏などはしわがあるため、洗うのが不十分になりがちです。意識して洗うことを忘れないようにしましょう。
3つ目は「ゴシゴシとこすらない」ことです。
しっかり洗おうと意識するあまり、力がこもってゴシゴシとこする人もいます。けれども力を込めてこすると、摩擦が生じてアトピーを悪化させるかもしれません。
しっかりと泡立て、優しくなでるように洗いましょう。こすらないことを心掛けるだけでも、良い摩擦を伴う洗い方を防止することが可能です。
4つ目は「湿疹や赤みのある部分も洗う」ことです。
腕や足などに湿疹や赤み、かゆみのある部分があると、つい反射的にその部分を避けて洗おうとするかもしれません。沁みたり、不快感があったりするためです。
しかし洗いそびれは汚れが付着したままになり、かえってアトピーを悪化させます。不快感があっても洗いましょう。
5つ目は「体を拭くときにもやさしく水分をとる」ことです。
浴槽からあがるときに、水分を拭きとろうとゴシゴシこすってしまう人もいます。しかし摩擦はアトピー悪化につながりますので、体を拭くときにも赤ちゃんに触れるようにやさしく触れるようにしましょう。
6つ目は「シャワー後はすぐに保湿する」ことです。
シャワーを浴びてから何分後に保湿をしていますか?ひょっとすると、ドライヤー後やネットサーフィンして時間が経ったころなど、後回しにしている人もいるかもしれません。
けれども、シャワーしてから時間が経過すると、入浴前よりも体内の水分量が減少し、かえって乾燥します。シャワーを浴びたらすみやかに化粧水や乳液等で保湿をしましょう。
続いて、アトピーのシャワーにまつわる質問にお答えします。
シャワーの温度は、40度以下のぬるま湯に設定しましょう。まれに浴槽は40度未満なのに、シャワーの設定温度が42度などの高温な人もいます。
お風呂とシャワーのいずれも、40度以下に設定するのがおすすめです。
おすすめの回数は、1日1回~2回です。アトピーの症状が落ち着いているときは、1日1回で十分でしょう。
夏は気温も高く、よく汗をかくかもしれませんが、1日2回以上のシャワーは、皮膚にとどまっておくべき脂分も洗い流され、乾燥を招きかねません。多くても2回までに留めましょう。
皮脂や汚れを落とすために必要です。
ボディーソープや石鹸で肌トラブルを起こした経験がある人は、なるべく無添加で刺激の少ないアトピー用のボディーソープや石鹸を使うことが重要です。
ボディークリームや化粧水などの保湿剤も、アルコールや界面活性剤、パラベンや人工香料などの含まれていない無添加なものがおすすめです。
製品選びに迷った場合には、薬剤師に皮膚の状態を相談した上で、地肌に合うものを購入しましょう。
アトピーは、1日1~2回のシャワータイムがおすすめです。汗をかいたからと言って、何度もシャワーを浴びると、かえって乾燥を招き、アトピーの悪化にもつながります。
目安の回数を守っても、入浴後やシャワー後に時間をおいてから保湿をすると、水分が蒸発して乾燥してしまうので、なるべく早めに保湿をしましょう。
保湿をするときには低刺激かつ無添加のものがおすすめです。下記のような保湿力の強いスクワランやオリーブオイル、馬油等が含まれたものを使うとよいでしょう。