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日焼けに要注意⁉アトピー性皮膚炎が夏に注意すべきことと対策とは?

暑さが厳しい時期になると、日焼け対策を意識しているかもしれませんしますが、アトピー性皮膚炎の人は、特に日焼けに注意する必要があります。なぜなら日焼けによって、アトピーが悪化するリスクがあるからです。

そこで、今回は「アトピー性皮膚炎が夏に注意すべきことと対策」について、お伝えします。

万が一、対策していたのに日焼けしてしまった場合の対処法や日焼け後の保湿剤も併せてご紹介しますので、参考にしてください。

なぜ日焼けでアトピーが悪化するのか?

アトピー性皮膚炎が日焼けで悪化する理由は、紫外線によって皮脂が酸化するためです。皮脂が酸化すると、皮膚のバリア機能が低下し、さらに皮膚の炎症が悪化します。

結果として、皮膚がかゆくなったり、赤くなったりなど、アトピー性皮膚炎にとって好ましくない状態に陥るのです。

日焼けを防ぐためにすべき対策

日焼けがアトピー性皮膚炎によくないことがわかったら、次は対策です。ここでは、代表的な3つの対策について紹介します。

日焼け止めを塗る

1つ目は「日焼け止めを塗ること」です。

紫外線による皮膚の悪化を防ぐためには、アウトドアや長時間の外出時以外にも日焼け止めクリームを塗ることが肝心です。短時間の外出であっても、皮膚へのダメージがあるためです。

日焼け止めクリームには、SPFとPAの2つの数値が書かれています。SPFは肌に赤みや炎症をもたらす紫外線B波、PAが肌のたるみやシワに影響をもたらす紫外線A波を防ぐ効果を示します。どちらも数値が大きい方が効果は高いです。

外出時間や出かける場所に応じて、使い分けるとよいでしょう。なお、短時間の外出であれば、肌への刺激の少ないSPF〜20、PA〜++までで問題ありません。

長時間日光に当たるのを避ける

2つ目は「長時間日光に当たるのを避けること」です。

日光の光を浴びること自体は、ビタミンDの生成に不可欠であり、アトピー性皮膚炎を悪化するわけではありません。けれども、長い時間紫外線を浴びると、皮膚への刺激が強くなります。

夏場は長時間の外出を控えたり、日差しの弱い朝方や夕方などに外出したりするなど、注意しましょう。

日傘や帽子で日差しを遮る

3つ目は「日傘や帽子で日差しを遮ること」です。

普段の外出で日傘や帽子を使用していますか?

日傘は紫外線を吸収したり、反射したりする材質でできています。特に紫外線カット率が高い商品は、UVカット率99%以上のものもあり、外出時に差すだけで手軽に紫外線対策ができるでしょう。

帽子も同様に、紫外線による影響を緩和する作用があります。選ぶ際には、白やグレーよりも黒や藍色などの色合いの濃い色を選ぶとよいでしょう。黒色系の方が紫外線を吸収するためです。

日焼けしてしまったら?リカバリー法

日焼けをしないように注意を払っていても、うっかり日焼け止めを塗り忘れたまま外出したり、朝だけ塗って塗り直しを忘れたりするなど、日焼けすることもあるかもしれません。

そこで、ここでは日焼けした後のリカバリー法を紹介します。

日焼けした肌を冷やす

1つ目は「日焼けした肌を冷やす」ことです。

日焼けした肌はやけどと同じ状態です。熱がこもっている部位や赤くなっている部位をすぐさま保冷剤や濡らしたタオル等で冷やしましょう。

できるだけ早めに冷やすことで、日焼けによって生じた皮膚のかゆみや赤みを抑えることができます。

皮膚をしっかり保湿する

2つ目は「皮膚をしっかり保湿する」ことです。

皮膚のほてりが取れたら、保湿剤を使って皮膚に潤いを与えましょう。保湿をすることで、皮膚の表面に水分を補給でき、皮膚を保護することができます。

また、保湿剤には皮膚を冷却する作用もあり、たっぷり使うのがおすすめです。

十分に水分を補給する

3つ目は「十分に水分を補給する」ことです。

日焼けをすると、皮膚からだけでなく体内からの水分量も減少しています。積極的に水や経口補水液などで水分補給をしましょう。

特に喉が渇いたと感じているときには、多くの水分が失われている可能性がありますので、多めの水分補給を心がけてください。

日焼け後におすすめの保湿剤とは?

日焼けしてしまったあとは、回復するためにも保湿剤を塗りましょう。ここでは、アトピー性皮膚炎におすすめする保湿剤の選び方について、ご紹介します。

なるべく無添加な製品を選ぶ

1つ目は「なるべく無添加な製品を選ぶ」です。

アトピー性皮膚炎の人は、肌がデリケートなため界面活性剤やアルコール、香料やパラベンなどが使用されていると皮膚トラブルに発展する恐れがあります。

できるだけアルコールフリー、鉱物油フリーなどの無添加な保湿剤を選びましょう。

高保湿の化粧水を使う

2つ目は「高保湿の化粧水を使う」です。

日焼けをした肌は水分が失われた状態です。さらにアトピー性皮膚炎の皮膚は、皮膚のバリア機能が低下しているため、保湿効果の高い化粧水の使用をおすすめします。しっかりと皮膚に水分を与えましょう。

敏感肌向けの製品を選ぶ

3つ目は「敏感肌向けの製品を選ぶ」です。

保湿効果が高いスキンケア品を選んでも、肌のデリケートなアトピー性皮膚炎の人は、かゆみや赤みを感じることがあります。製品選びの際には、敏感肌向けやアトピー向けなどとうたっている製品を選ぶと安心でしょう。

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アトピー性皮膚炎が日焼けをしたら、すぐに冷却と保湿をしよう

日焼けをすると、皮膚から水分が蒸発し、乾燥状態に陥ります。なるべく早めに日焼けした皮膚を冷やしてから、高保湿の化粧水で皮膚をケアしましょう。

肌の敏感なアトピー性皮膚炎の人は、無添加で敏感肌向けの製品を選ぶことで、失敗するリスクを減らすことができます。

アトピー向けの製品を扱っているあとぴストアでは、薬剤師によるカウンセリングをしています。どの製品を選べばいいか迷う場合には、お気軽にご相談ください。

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