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便秘がアトピーを悪化させる理由とは?今日からできる解消方法

便秘でアトピーが悪化し、苦しんでいませんか?実は、アトピーと便秘は密接な関係があります。

この記事では、「便秘がアトピーを悪化させる理由」と「今日からできる便秘解消の食事術」について、お伝えします。原因と対策を取り入れて、つらい現状を打破しましょう。

便秘がアトピーを悪化させる理由

なぜ便秘がアトピーを悪化させるのでしょうか?その理由は、便秘や下痢といった腸内環境が悪い状態では自律神経系が乱れ、免疫機能が低下するためです。

腸内にはウイルスや病原菌などを撃退する働きがありますが、自律神経が乱れると免疫機能も下がり、炎症を引き起こします。

腸内は半数以上の免疫細胞が集まっている重要な器官です。腸内での炎症は、全身に影響を与えるため、かゆみや赤みが増すなどのアトピー悪化を招くのです。

なぜ便秘になるのか?

では、なぜ便秘になるのでしょうか?ここでは代表的な3つの理由を紹介します。

欧米化した食事スタイルになっているから

1つ目は「欧米化した食事スタイルになっているから」です。

毎日の朝食はお米中心ですか?それともパンですか?

従来の朝食は、お米にみそ汁といった和食が主流でしたが、多忙な現在では手軽なパンやシリアルも増えています。

しかし、欧米化した食事は、小麦粉や糖質、脂質などの摂取が過剰になる恐れがあります。トランス脂肪酸の多い食事や糖質の取り過ぎは、腸の働きが鈍くなるため便秘を誘発するのです。

腸内環境が乱れているから

2つ目は「腸内環境が乱れているから」です。

腸内には多くの菌類が存在しますが、代表的なのが善玉菌、悪玉菌、日和見菌です。3つのうち最も割合が多いのが日和見菌で、7割ほどを占めます。

日和菌は、善玉菌と悪玉菌の数が多い方に味方するため、少しでも悪玉菌が増えると、腸内環境の悪化を招きます。

腸内は、リラックス状態である副交感神経が優位なときに、活発に動き、ストレスのある緊張状態では、副交感神経が優位になり、腸内の活動が停止します。

つまり、腸内環境が乱れることで、便秘をもたらすのです。

ストレスが溜まっているから

3つ目は「ストレスが溜まっているから」です。

仕事や育児、介護や人間関係など、ストレスが溜まっていませんか?これぐらいは大丈夫だと思っていても、無自覚に溜まっていることが少なくありません。

ストレス社会といわれる今、誰もが多かれ少なかれストレスを抱えています。しかし、過剰なストレスは自律神経の乱れや免疫機能の低下を招いて、便秘になるのです。

こまめなストレス発散を心がけていきましょう。ストレス発散方法が見当たらない人は、「アトピー悪化の原因はストレス?かゆみを抑えるための5つの解決策」で、呼吸法や認知行動療法も紹介しているので、試してみてください。

今日からできる便秘解消の食事術

便秘になる原因がわかったら、次は解決策です。ここでは「今日からできる便秘解消の食事術」を紹介します。

食物繊維をたっぷりと摂取する

1つ目は「食物繊維をたっぷりと摂取する」ことです。

食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の2種類があります。水溶性食物繊維は、水に溶ける性質があり、便を柔らかくする効果があります。

食品で多く含まれているのが、わかめや昆布などの海藻類、トマトやキウイフルーツなどの果物・野菜類などです。

不溶性食物繊維は、水に溶けない性質があり、便の量を増す効果があります。食品で多く含まれているのが、きくらげやしいたけなどのきのこ類、グリーンピースや枝豆などの豆類などです。

水溶性食物繊維ばかりを取るのもバランスが悪くなるため、両方とも摂取するように心がけましょう。

小麦製品の頻度を減らす

2つ目は「小麦製品の頻度を減らす」ことです。

パンやパスタ、うどんやグラタンなどの小麦製品は、腸内環境を悪化させます。日々の生活で、小麦製品を控えましょう。

肉団子やハンバーグ、そばやミートソースなど、小麦粉がつなぎに使われることも多いため、食品購入時には成分表示を見てから購入するのをおすすめします。

なお、小麦粉断ちの効果や控えるための事前準備については、「アトピー緩和の鍵は小麦粉断ち⁉期待できる効果と3つのポイント」にくわしく記しています。

主食は玄米にする

3つ目は「主食を玄米にする」ことです。

パンやシリアルなどの代わりにご飯を主食にするのなら、玄米がおすすめです。食物繊維の量も多く、腹持ちもいいからです。さらに、米ぬかにはアレルギー反応を抑制する作用もあり、かゆみの軽減に役立ちます。

玄米食への切り替えを検討中の方は「玄米はアトピーにいい?おもな3つの理由とよくあるQ&A」にて、くわしい効果などをまとめているので、一読ください。

砂糖たっぷりの料理やお菓子を控える

4つ目は「砂糖たっぷりの料理やお菓子を控える」ことです。

砂糖の多い食事は、腸内環境を悪化させるだけでなく、アトピーの敵である添加物や化学物質が含まれているケースも多々あります。さらに、糖分の吸収には、ビタミンCやビタミンB群を消費するため、皮膚の回復の妨げになります。

ワッフルやケーキ、チョコレートやパンケーキなど、砂糖が多く使われている料理やお菓子は控えましょう。

お菓子を食べるのをやめられない方は「アトピーが食べられるお菓子は?安全なお菓子を見分ける方法」がおすすめです。食べても安全なお菓子を紹介しています。

食生活を見直して便秘解消し、アトピーを緩和させよう

アトピーと便秘は密接な関係があることをお伝えしました。つらい便秘を解消したいのなら、小麦粉や糖質の多い食事やお菓子を控え、食物繊維の多い食事を増やすのをおすすめします。

きのこたっぷりの炊き込みご飯や海藻類を入れたスープを摂取したり、スキンケアで皮膚を保湿したりなどで、アトピー改善につなげていきましょう。

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