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ゼオスキンに興味があるけれど、アトピーの人が使っても問題ないのか不安に感じていませんか?
結論から言うと、アトピー肌の方にゼオスキンはおすすめできません。またゼオスキンを使用する場合は、原則として医師への相談が必要です。
今回はゼオスキンの概要から、アトピーにおすすめできない理由についてご紹介します。
Contents
美白効果で有名なゼオスキンですが、どのような製品なのでしょうか?ここでは、代表的な4つの特徴についてご紹介します。1つずつ見ていきましょう。
1つ目は「ゼイン・オバジ医師が開発した化粧品」です。
ゼイン・オバジ医師は米国カリフォルニア州の皮膚科医です。1981年にサンディエゴでクリニックを開業し、健康的な皮膚を作り出すという想いのもと、35年以上も皮膚の研究をした結果、ゼオスキンを開発しました。
2つ目は「医師の判断のもと使用されるスキンケア製品」です。
一般的に化粧品はドラッグストアやデパート、化粧品販売店などで販売員が販売します。しかし、ゼオスキンは医療機関でのみ取り扱いされています。それは肌への負担のある成分を含む製品だからです。
医療の専門家から、適切な製品の選定や使用頻度、回数や分量などを指導されて使い始めることになります。
3つ目は「美白を目的とした製品」です。
ゼオスキンではハイドロキノンやレチノールなどの美白効果のある成分が含まれています。
ハイドロキノンの別名は「肌の漂白剤」です。メラニン生成を抑制し、シミやそばかすなどの発生を抑えたり、改善を促したりします。
レチノールはヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促す成分のため、しわやたるみの改善に期待ができます。
4つ目は「肌のターンオーバーを促す製品」です。
ゼオスキンに含まれるレチノールは、肌の生まれ変わりを促すターンオーバー効果があります。古くなった角質を排出する作用があるため、ニキビ跡やシミの軽減に期待できます。
また、ビタミンAの総称であるレチノールには、皮脂の分泌を抑制し、なめらかな肌作りや肌トラブルの軽減に役立ちます。
美白効果のあるゼオスキンですが、残念ながらアトピーの人にはおすすめできません。それには2つの理由があります。1つずつ見ていきましょう。
1つ目は「レチノイド反応が生じる恐れがあるから」です。
ゼオスキンの製品の多くにレチノールが含まれているため、肌のターンオーバーを促すことにより、皮膚の赤みやひりつき、皮向けや乾燥といったレチノイド反応が生じる恐れがあります。
多くは使用直後にのみ起こり、しだいに肌が慣れることで症状も緩和します。しかし、肌の敏感な人やアトピーの人はレチノイド反応が強く出てしまい、アトピーの症状が悪化する懸念があり、注意が必要です。
肌への負担も大きいため、アトピーの人が使用するには刺激が強すぎるため、避けた方がよいでしょう。
2つ目は「アトピーや皮膚に炎症がある状態には適していないから」です。
アトピーの人は肌にジュクジュクした湿潤があったり、炎症があったりすることも珍しくありません。そのような状態でハイドロキノンやレチノールなどの含まれたゼオスキンをすると、かえって肌の状態を悪化させる恐れがあります。
ゼオスキンの製品にも保湿効果がありますが、肌への負担も大きく、穏やかな保湿効果ではないため、アトピーの人は使用を控えた方がよいでしょう。

ゼオスキンはアトピーの人にあまりおすすめできませんが、使いたい目的に合わせて別の製品を使い、似た効果を得ることは可能です。
そこで、ここではゼオスキンの代替品を5つ紹介します。1つずつ見ていきましょう。
1つ目は「ビタミンC入りのスキンケア品」です。
ゼオスキンを使いたい目的が「美白になりたい」「ニキビや毛穴のケアをしたい」などの場合には、ビタミンC入りのスキンケア品をおすすめします。
ビタミンCにはターンオーバーを促す作用があり、古い角質の排出を促す作用があります。また、皮脂のコントロール効果もあるため、ニキビや毛穴汚れ、肌トラブルの軽減を求める人によいでしょう。
2つ目は「トラネキサム酸入りのスキンケア品」です。
トラネキサム酸にはメラニン色素の生成を抑制し、シミやニキビ跡などの色素沈着にアプローチする働きがあります。
また、肌のターンオーバーを促したり、皮膚の炎症を抑えたりする作用もあり、アトピーの人におすすめです。肌の透明感を増したい人や美肌効果を求める人にもよいでしょう。
3つ目は「保湿や保水効果の高いスキンケア品」です。
アトピーの人は肌のバリア機能が低下しているため、皮膚が乾燥しやすく、炎症や赤みにも通じやすいです。そこで、使用するスキンケア品は保湿や保水効果の高いものをおすすめします。
適切に肌を潤わせることは、肌のターンオーバーを正常に行うためにもとても大事だからです。
4つ目は「アトピーや敏感肌向けのスキンケア品」です。
アトピーの人は肌がとてもデリケートなため、アトピーや敏感肌向けと記載されているスキンケア品を選びましょう。それらのスキンケア品には、パラベンやアルコール、香料などが含まれていない無添加のスキンケア品も多く、おすすめです。
また、アトピー向けのスキンケア品の場合には、アトピー肌のケアにも通じる抗酸化作用や抗炎症作用などが含まれている製品もあります。成分表示をよく見比べて購入するとよいでしょう。
5つ目は「天然由来の成分のスキンケア品」です。
アトピーの人は肌への刺激が敏感なため、肌馴染みのよい馬油やホホバオイル、オリーブオイルなどの天然由来の保湿成分がおすすめです。肌への負担も少なく、安心して使いやすいでしょう。
アトピーは肌にやさしいスキンケア品を選ぼう
アトピーの人にゼオスキンは残念ながらおすすめできません。なぜならレチノールが含まれているため、皮向けや皮膚の赤みなどの刺激が起こることも多く、かえって肌の状態が悪化しかねないためです。
しかし、アトピー肌であっても美肌効果やニキビ跡をケアが可能な製品はほかにもあります。ビタミンCやトラネキサム酸にはターンオーバーを促す作用や肌トラブルの軽減を促す作用があります。
アトピー肌の人は、天然由来かつ肌刺激の少ない成分を選ぶとよいでしょう。しかしどの製品がよいか迷うかもしれません。当店では薬剤師があなたの肌の状態やお悩みに合わせてアドバイスも実施しています。どうぞお気軽にご利用くださいね。