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木酢液(もくさくえき)がアトピーによいと聞き、気になっていませんか?
結論から申し上げますと、木酢液はアトピー肌のセルフケアによいとされています。そこで今回は「木酢液がアトピーによいとされる3つの理由」について、ご紹介します。
木酢液の正しい使い方やよくある質問についてもお伝えしますので、この記事を読んでともに疑問を払拭しましょう。
Contents
木酢液とは、どのようなものを指すのでしょうか?ここでは、おもな2つの特徴についてご紹介します。1つずつ見ていきましょう。
木酢液とは、木炭を作るときにできる煙を冷却して蒸留したもののことです。約90%が水分ですが、残りの約10%に酢酸などの有機成分が200種類以上も含まれています。
採取直後は茶色ですが、時間の経過とともに赤褐色になり、焦げ臭い特有のにおいを放ちます。
木酢液には特有の香りがするため、害獣除けや害虫除けとしても使用されていました。また、農作物の病気を予防したり、土壌改良として使われたりなど、農作物の発展のために使用されてきた歴史があります。
なぜ木酢液はアトピー肌のケアによいのでしょうか?ここでは3つの理由をご紹介します。1つずつ見ていきましょう。
木酢液には、農作物の病気を予防するために、細菌の増殖を抑えたり、病気を抑制したりするなどの殺菌作用があるといわれています。
アトピーの人の皮膚には、黄色ブドウ球菌などの細菌が多く、皮膚の炎症を悪化させる一因とされています。木酢液の持つ殺菌効果が、これらのカビや細菌にも働くことが期待できるでしょう。
木酢液に含まれている酢酸には炎症止めの効果があり、かゆみの鎮静化を促します。ステロイドの中にもジフロラゾン酢酸エステルや酪酸プロピオン酸ベタメタゾンなどの酢酸が含まれているものもあり、抗炎症効果に期待できるでしょう。
酢酸やフェノール類などの有機成分が皮膚の表面に薄い膜を作ることで、皮膚から水分が蒸発するのを防ぎます。その結果として、乾燥を防ぐことができます。
皮膚のバリア機能が低下し、乾燥しがちなアトピー肌の人をケアできるでしょう。
木酢液は、製品によって品質にばらつきがあります。肌に直接使うものだからこそ、質のよいものを選びましょう。
木酢液がアトピーによいとわかっても、どのように使えばよいのか迷うかもしれません。そこで、ここでは2つの使い方をご紹介します。1つずつ見ていきましょう。
一般的な浴槽(約200L)にキャップ2〜5杯(約30〜50ml)程度の木酢液を入れて、よく混ぜてからお風呂に入ります。肌がしっとり潤うような保湿効果が実感できるでしょう。
ただし焦げ臭い香りがするため、人によってはくつろぎにくいかもしれません。初めて使う際は少量から試し、徐々に慣らしていくのがおすすめです。
かゆみを感じる箇所に、洗面器のお湯に数滴たらすなど、数倍〜数十倍に希釈した木酢液をコットンなどに含ませてつけます。木酢液の色合いが肌に移ることもありますが、時間とともに消えるので、心配する必要はありません。
木酢液を使いたいと思っても「注意点はないのか」「木酢液だけでアトピーがよくなるのか」などの疑問が湧くかもしれません。
そこで、木酢液にまつわるよくある質問をまとめました。1つずつ見ていきましょう。
ホームセンターやオンラインショップなどで購入できます。
木酢液の原液をつけると、刺激が非常に強く、アトピー肌の悪化につながる危険性があります。必ず希釈をしてから使いましょう。
木酢液は強酸性のため、刺激が強めです。数倍に薄めた木酢液を腕に付け、パッチテストで異常が出ないかを確認した上で使いましょう。
木酢液の原液をそのまま使うのは危険なため、絶対にやめましょう。
ホームセンターでは大容量で売られていることもあるかもしれませんが、容器から移して使う場合、金属製だと溶ける恐れがあります。保存にはプラスチックもしくはガラス製を選びましょう。
直射日光に当たると、殺菌作用が弱まる恐れがあります。保管時には、直射日光を避けてください。
木酢液に加えて、お風呂上がりの保湿を徹底しましょう。なるべく刺激の少ないアルコールや界面活性剤フリーの製品かつ高保湿の製品を選ぶのがおすすめです。
木酢液には抗酸化作用や抗炎症作用など、アトピー肌によい効果もあります。一方で、直接原液をつけると肌荒れする恐れがあるため、注意が必要です。
アトピー肌をよりよくしたいなら、日ごろから保湿を徹底することも肝心です。入浴後は5分以内に無添加のスキンケアで保湿をしましょう。すばやくケアすることで、不足した水分を補いやすくなります。
アトピー向けのスキンケア品が多数あるため、どの製品がよいか迷う人は、当サロンで薬剤師によるオンライン相談も行っています。適切なケアを行い、肌の調子を整えましょう。