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季節の変わり目でアトピーは悪化する?その理由と7つの対策

季節の変わり目にアトピーが悪化

季節の変わり目になると、決まってアトピーの状態が悪化し、悩んでいませんか?実はその悩みはあなただけではありません。多くのアトピーの人が抱える悩みだからです。

季節の変わり目にアトピーが悪化するのは、気候の変化による肌のバリア機能の低下と、それに伴う外部刺激への過敏な反応が主な理由です。

多くの人が悩むこのアトピーの悪化について、今回は「季節の変わり目にアトピーが悪化する理由」を季節別に、そして「つらいかゆみや赤みをケアするための7つの対策」をご紹介します。

なぜ季節の変わり目にアトピーが悪化するのか?季節別の理由を解説

季節の変わり目にアトピーが悪化するのは、季節ごとに理由が異なります。そこで、「春・秋」「夏」「冬」ごとに理由をご紹介します。1つずつ見ていきましょう。

春・秋は花粉が舞うから

「春・秋は花粉が舞うから」です。

桜やチューリップ、コスモスや金木犀など、多くの花々が咲き誇る春や秋の季節は、多くの花粉も空気中を舞っています。

アトピーの人の中には、アレルギー性鼻炎を併発していることもあり、花粉によって鼻をかむことで摩擦が起き、皮膚の状態の悪化を引き起こす恐れがあります。

夏は熱が体内にこもるから

「夏は熱が体内にこもるから」です。

サンサンと照り付ける太陽による紫外線は、肌のターンオーバーが乱れ、皮膚の炎症やかゆみの悪化を引き起こす恐れがあります。

また、真夏になると、気温が30度を超えて、ドッと汗をかくことも増えるものです。気温も湿度も高い状況では、体内に熱がこもりやすく、痒みを引き起こしやすいです。

加えて、汗をかくことで、汗に含まれる塩分やアンモニアによってかゆみを引き起こす恐れがあります。

冬は空気が乾燥するから

「冬は空気が乾燥するから」です。

空気がひんやり冬は、空気が乾燥することによって肌もカサカサと乾燥し、ターンオーバーが乱れがちです。結果として、皮膚の痒みや赤み、湿疹などの悪化へとつながります。

アトピーは必見!季節の変わり目にすべき7つの対策

アトピーの人が季節の変わり目に取り組むべきこと

それでは、アトピーの人は季節の変わり目にどのような対策をしたら、よいのでしょうか?ここでは取り組むべき7つのことをご紹介します。刺激の多い時期だからこそ、なおさら徹底して対策を打ちましょう。

皮膚を清潔に保つ

1つ目は「皮膚を清潔に保つ」ことです。

しっかりと汗を流すためにも、特に汗ばむ夏には、毎日お風呂に入りましょう。春や秋は、皮膚や衣類に花粉を付着したままにしないため、毎日お風呂に入ることが重要です。

お風呂場では、もこもこの泡で洗うように心がけてください。うまく泡立てられない場合には、泡立てネットを使うのもおすすめです。

日中も汗ばむ初夏から残暑の季節には、汗拭きシートやハンカチを持ち歩き、早めに汗を拭きとりましょう。

ぬるめのお風呂に浸かる

2つ目は「ぬるめのお風呂に浸かる」ことです。

高温のお風呂では、血行促進に伴って、皮膚のかゆみを引き起こしやすいです。なるべく40度未満のぬるめの温度に設定しましょう。

寒い冬には熱々の浴槽に浸かりたい心境になるかもしれません。その際には、半身浴で長く入るなどの工夫で乗り切りましょう。

シンプルな石鹸を使う

3つ目は「シンプルな石鹸を使う」ことです。

パラベンやアルコール、香料や着色料など、添加物等の成分が石鹸に含まれると、アトピー肌には刺激となり、肌への負担がかかりがちです。そこで、おすすめしたいのが「シンプルな無添加な石鹸」です。

購入時には成分表示を確認し、余分なものが入っていないシンプルなモノを選びましょう。

ボディソープの方がすぐに泡立つので、使い勝手がよいと感じるかもしれません。しかし、泡タイプや液タイプの方がさまざまな成分が含まれるため、肌のデリケートなアトピーの人には、固形石鹼の方を推奨します。

紫外線対策を徹底する

4つ目は「紫外線対策を徹底する」ことです。

肌を露出すると、花粉が肌に付着したり、紫外線による皮膚刺激を受けたりしかねません。通年で長袖を着用することをおすすめします。

夏場に長袖は厚いと感じるかもしれませんが、冷感使用のものや極薄素材のものなどを取り入れることで不快感を少なく着用が可能です。

特に日差しの強い日には、日傘を差したり、日焼け止めクリームも併用したりするなど、工夫をしましょう。

天然素材の衣類を着る

5つ目は「天然素材の衣類を着る」ことです。

冬は寒さからヒートテック素材を着ていませんか。しかしヒートテックだと体内に熱がこもってしまい、アトピーの悪化につながりかねません。

なるべく綿やシルク、麻などの天然素材を選びましょう。寒さの厳しい時期には、天然素材の衣類を重ね着するのをおすすめします。

皮膚の保湿を徹底する

6つ目は「皮膚の保湿を徹底する」ことです。

季節の変わり目には気温差が大きくなり、肌もより敏感になりがちです。朝晩に保湿剤を徹底して塗りましょう。

肌への刺激を最小限にするためにも、使用する保湿剤には、ホホバオイルや馬油などの天然由来の保湿剤を選ぶことをおすすめします。

季節や肌の状態に合わせてスキンケア品を変える

7つ目は「季節や肌の状態に合わせてスキンケア品を変える」ことです。

湿度も気温も高い夏には、さらさらしたローションやジェルタイプがおすすめです。反対に、空気の乾燥する冬には、保湿力のある軟膏やクリームが皮膚に潤いを与えてくれます。

肌が熱を帯びていたり、ベタベタしたりするならローションやジェルタイプを、カサカサしているなら軟膏やクリームを使いましょう。季節や肌の状態に合わせてスキンケア品を変えることで、適切な肌ケアができます。

季節別の対処法でアトピー肌をケアしよう

季節に変わり目になると、花粉や紫外線、汗や乾燥などによって、肌のターンオーバーが乱れ、肌トラブルにも発展しやすくなります。

もこもこに泡立てた石鹸でやさしく皮膚を洗ったり、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かったりしましょう。お風呂上りには、ホホバオイルや馬油などの天然素材の保湿剤で皮膚に潤いを与えましょう。

しかし保湿剤も種類が多く、選ぶのに迷うかもしれません。アトピー向けの製品も扱う当店では、薬剤師がオンラインで相談に乗っています。1人で悩まずにお気軽にご相談くださいね。

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