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アトピーで頭皮が痒いあなたへ。おすすめしたいシャンプーの6つの条件

アトピーで頭皮が痒く、シャンプーの時間が苦痛になっていませんか?頭皮に沁みたり、痒さが増したりすると、シャンプー自体を回避したいと思うかもしれません。

しかしシャンプー選びを適切に行うことで、苦痛を和らげることは可能です。そこで今回は「アトピーで頭皮が痒いあなたへおすすめしたいシャンプーの6つの条件」について、ご紹介します。

シャンプーをする際の注意点などもご紹介しますので、ぜひ参考になさってくださいね。

アトピーで頭皮が痒いときにシャンプーが苦痛になる理由とは?

そもそもなぜアトピーで頭皮が痒いときのシャンプーは、苦痛になるのでしょうか?それには、3つの理由があります。1つずつ見ていきましょう。

刺激性のあるシャンプーだから

1つ目は「刺激性のあるシャンプーだから」です。

シャンプーは、頭皮や髪に付着した皮脂やほこり、フケや汗などの汚れを洗い流す目的で使用されますが、石鹸系や硫酸系のシャンプーは洗浄力が強い特徴があります。

肌のデリケートなアトピーの人にとっては、刺激となり、痒みや沁みる原因にもなるでしょう。

添加物を含むシャンプーだから

2つ目は「添加物を含むシャンプーだから」です。

シャンプーの中には、着色料や香料、界面活性剤や紫外線吸収剤などの刺激性のある成分が含まれていることも少なくありません。刺激性のある成分に反応し、痒みや苦痛につながることがあります。

浴槽は高温高湿のため、防腐剤が含まれていないと雑菌等が増殖するリスクがありますが、肌の敏感なアトピーの人にとっては、防腐剤も刺激となり、頭皮の状態を悪化させる恐れがあります。

保湿成分の少ないシャンプーだから

3つ目は「保湿成分の少ないシャンプーだから」です。

洗浄力の強いシャンプーやシンプルな設計のシャンプーでは保湿成分が少ないこともあります。アトピーの人は皮膚が乾燥しやすいため保湿力不足だと、痒くなることがあります。

アトピーの人におすすめしたいシャンプーの6つの条件

それでは、アトピーの人はどのようなシャンプーを使うとよいのでしょうか?ここでは「おすすめしたいシャンプーの6つの条件」をお伝えします。1つずつ見ていきましょう。

ノンシリコンシャンプー

1つ目は「ノンシリコンシャンプー」です。

シリコンとは、髪のコーティング剤のことで、シリコンは髪のキューティクルを保護し、指通りをよくします。しかし、頭皮に残ることで、痒くなることがあります。

アトピーの人は低刺激のノンシリコンシャンプーを選ぶとよいでしょう。

アルコールフリーのシャンプー

2つ目は「アルコールフリーのシャンプー」です。

シャンプーに含まれていることの多いアルコールですが、アトピー肌には刺激になることも多く、避けたい成分の1つです。アルコールの含まれないアルコールフリーのシャンプーを選ぶとよいでしょう。

アミノ酸系・ベタインのシャンプー

3つ目は「アミノ酸系・ベタインのシャンプー」です。

ラウロイルメチルアラニンNaやココイルグルタミン酸Naなどのアミノ酸のシャンプーは、弱酸性で低刺激となっています。

コカミドプロピルベタインやラウラミドプロピルベタインなどのベタイン系のシャンプーは、赤ちゃん用のシャンプーにも多用され、やさしい仕上がりが特徴です。

いずれも肌への刺激がマイルドなため、アトピー肌にはおすすめです。

硫酸系フリーのシャンプー

4つ目は「硫酸系フリーのシャンプー」です。

硫酸系シャンプーとしては、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウムなどが多いですが、これらは安価で洗浄力が強い成分です。デリケートなアトピーには刺激になるため、硫酸系フリーを選びましょう。

抗炎症作用が含まれているシャンプー

5つ目は「抗炎症作用が含まれているシャンプー」です。

痒みが起きやすいアトピーの人には、グリチルリチン酸ジカリウムなどの成分が有効です。頭皮の炎症を抑えたり、赤みを抑えたり、痒みの鎮静化をしてくれます。刺激も少ないため、敏感肌でも使いやすいでしょう。

保湿力のあるシャンプー

6つ目は「保湿力のあるシャンプー」です。

肌のバリア機能の低下しているアトピーの人は、積極的にヒアルロン酸やスクワランオイル、セラミドなどの保湿成分が豊富なシャンプーを選ぶのをおすすめします。

アトピーがシャンプーをする際の3つの注意点

肌に合うシャンプーを購入しても、使用方法が好ましくないと思ったような効果が得られません。そこで、シャンプーをするときの注意点を3つご紹介します。1つずつ見ていきましょう。

ゴシゴシと洗わない

1つ目は「ゴシゴシと洗わない」ことです。

痒いとつい腕に力が入るかもしれませんが、ゴシゴシとこすると摩擦によって炎症が悪化します。痒いときほど深呼吸をし、やさしく洗うように心がけましょう。

熱いシャワーで流さない

2つ目は「熱いシャワーで流さない」ことです。

熱いお湯を浴びることで、皮膚へのダメージが生じて、痒みが悪化する恐れがあります。アトピーの人はぬるめのお湯を使いましょう。

パッチテストをしてから使用する

3つ目は「パッチテストをしてから使用する」ことです。

よい成分の含まれているシャンプーであっても、万人に合うとは限りません。新しいシャンプーへと切り替える際には、皮膚の状態を悪化させないよう、腕でパッチテストをし、安全性を確認してから頭皮に使いましょう。

シャンプー以外でも気を配りたい5つのポイント

つらい頭皮の痒みを抑えるためには、シャンプー以外にも気を配りたいポイントが5つあります。1つずつ見ていきましょう。

タオルドライをしてからドライヤーをする

1つ目は「タオルドライをしてからドライヤーをする」ことです。

タオルドライをすることで、髪の水分を取れるだけでなく、乾かす時間の短縮となろ、ドライヤーによる熱ダメージを軽減できます。面倒がらずにタオルドライを習慣化させましょう。

ドライヤーでしっかり乾かす

2つ目は「ドライヤーでしっかり乾かす」ことです。

半乾きの状態では、頭皮内に雑菌が湧くリスクがあります。しっかりと根元から毛先までドライヤーで乾かしましょう。

頭皮の日焼けを避ける

3つ目は「頭皮の日焼けを避ける」ことです。

紫外線によって頭皮に炎症を起こし、痒くなることがあります。日ごろから日傘やUVカットの帽子をかぶり、紫外線対策をしましょう。

全身をしっかり保湿をする

4つ目は「全身をしっかり保湿をする」ことです。

アトピーの人は頭皮だけでなく、腕や顔なども乾燥しやすい人も多いです。お風呂上りに
乳液や化粧水などでしっかりと保湿をしましょう。

スキンケア品も無添加なものを使う

5つ目は「スキンケア品も無添加なものを使う」ことです。

着色料や香料、アルコールや界面活性剤などの添加物は、アトピー肌には刺激となり、炎症を悪化させる危険性があります。無添加のスキンケアを積極的に選びましょう。

アトピーの人は低刺激の製品を使おう

アトピーの人は添加物の含まれたシャンプーでは、刺激となり炎症を悪化させることにつながります。ノンシリコンかつ硫酸系フリーのシャンプーなど、皮膚にやさしいものを選びましょう。

スキンケア品に関しても同様です。添加物入りだと痒みや赤みが悪化しかねません。保湿力が高く、無添加の製品がおすすめです。

どの製品がよいか迷う人は、当薬局では薬剤師によるオンライン相談も受付していますので、ぜひご利用ください。

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