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アトピーにレチノールは危険⁉注意すべき点と8つの予防策

美肌によいと注目を集めているレチノールに興味があっても、アトピーだから肌トラブルにつながるかもしれないと、使うのを躊躇っていませんか?

はたしてレチノールは、アトピーにとって危険なのでしょうか? 

そこで今回は「アトピーにレチノールは危険なのか」について、お伝えします。また、肌トラブルの予防策についてもご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

レチノールとは?おもな成分と効能

レチノールは、油に溶けやすい性質があるビタミンAの一種です。肌のターンオーバーを促し、しわやシミの予防、ニキビや毛穴の対策などにも期待されています。また、コラーゲンの生成の促進、年齢肌のケアや肌トラブルの軽減にも役立ちます。

レチノールをアトピーが使うと危険な2つの理由

美肌効果の期待されているレチノールですが、アトピーの方にはリスクが高く、おすすめできません。それには2つの理由があります。1つずつ見ていきましょう。

レチノイド反応が起こりやすいから

1つ目は「レチノイド反応が起こりやすいから」です。

レチノールを肌につけることで、急激に皮膚のターンオーバーを促すため、赤みや皮膚のヒリヒリ、乾燥やかぶれ、痛みや皮向けなどが起こることがあります。kれは、ビタミンAが不足した皮膚に急速にレチノールの成分が吸収されるためです。

一般的には1か月程度で症状が落ち着くことが多いですが、肌のデリケートなアトピーの人にとって、過剰に反応することもあるでしょう。

刺激が強い成分だから

2つ目は「刺激が強い成分だから」です。

そもそも、ビタミンAは肌の新陳代謝を促す作用があり、やや刺激の強い成分です。使用することで、炎症箇所がヒリヒリしたり、痛みが増したりする恐れもあるため、肌のデリケートなアトピーの人は避けた方がよいでしょう。

レチノールによる肌トラブルを予防する!8つのアクション

レチノールによる肌トラブル

レチノールはアトピーにとって刺激の強い成分が含まれていますが、適切に使用すればアトピー改善に役立つこともあります。

しかしその際は、レチノールによる肌トラブルを防ぐための予防策が必須です。

ここでは、予防のための8つのアクションをご紹介します。1つずつ見ていきましょう。 

事前にパッチテストを行う

1つ目は「事前にパッチテストを行う」ことです。

いきなり顔に付けずに、二の腕の内側に少量のレチノールをつけて、丸1日ほど様子を見ましょう。もし皮膚のヒリヒリや赤みが出たなら、使用を控えることをおすすめします。

濃度の低いものから使い始める

2つ目は「濃度の低いものから使い始める」ことです。

レチノールと一括りにしても、製品によって濃度が異なります。確認するには、成分表示を見てみましょう。成分表の前半に来ているほど濃度が高いということであるため、もしレチノールが成分表示の前半に来ているようなら、濃度が高くアトピーにとって刺激が強すぎる可能性があるため、使用を見送った方がよいでしょう。

使用は夜から始める

3つ目は「使用は夜から始める」ことです。

レチノールは紫外線や熱に弱い性質があり、紫外線の影響を受けることで、シミや皮膚の炎症のリスクを高めます。使用を開始する際には、昼間は避け夜から始めましょう。

週1~2回程度の使用頻度で始める

4つ目は「週1~2回程度の使用頻度で始める」ことです。

いきなり毎日使用するのはハイリスクです。パッチテストで問題がない場合にも、週1~2回程度から使用を開始し、皮膚の状態を見てから段階的に頻度を上げる必要があります。

他の成分をよく確認する

5つ目は「他の成分をよく確認する」ことです。

レチノールによるかゆみや赤みは好転反応ですが、他に使われている成分にも注意がいります。

たとえば合成着色料や人工香料、界面活性剤やアルコールなどが含まれている場合、刺激性があるため肌トラブルに発展することがあります。無添加、無着色のスキンケア品を選ぶように心がけましょう。

刺激となる紫外線を浴びないようにする

6つ目は「刺激となる紫外線を浴びないようにする」ことです。

レチノールは紫外線の影響を受けるため、塗っている間はふだんよりも紫外線へのケアが欠かせません。日焼け止めクリームを塗り、帽子や長袖の服などで紫外線を浴びないように注意しましょう。

ふだん以上に保湿ケアを徹底する

7つ目は「ふだん以上に保湿ケアを徹底する」ことです。

レチノールを使っている間は、いつもよりも乾燥しやすくなります。毎日の保湿を徹底しましょう。セラミドやホホバオイル、馬油などの天然由来の保湿成分がたっぷり含まれている製品を使うことで、皮膚に潤いを与えられるでしょう。

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合わない場合には使用を中断して別のスキンケア品を使う

8つ目は「合わない場合には使用を中断して別のスキンケア品を使う」ことです。

レチノールによる好転反応は1か月以内に落ち着くことが多いですが、もしそれ以上続く、あるいは日増しにレチノイド反応が強くなるなら、すみやかに使用を中止し、別のスキンケア品に切り替えましょう。

また、使用しても効果を実感できない場合においても同様です。注目を集める成分であっても、あなたに合わなければ意味がないからです。

切り替える際には、天然由来の保湿剤やアトピー向けのスキンケア品を選ぶとよいでしょう。

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紫外線ケアと保湿をすることで肌トラブルを防ごう

レチノールには皮膚のターンオーバーを促し、ニキビや年齢肌のケアにも期待されています。しかし刺激性の強い成分のため、かえって皮膚の炎症や赤みを悪化させる恐れがあり、アトピーにはおすすめできません。

アトピーの人が肌トラブルを予防するためには、日傘や日焼け止めクリームを使用し、紫外線ケアを徹底しましょう。ホホバオイルやセラミドなどで保湿ケアをしっかり行い、皮膚の乾燥を防ぐことも大事です。

しかし皮膚によいとされるスキンケア品は多いため、どれを選べばいいか迷うかもしれません。当サロンではオンライン上で医療関係者に皮膚の状態を相談できます。専門家からアドバイスをもらい、あなたに合った製品を使うことで、肌トラブルを防ぎましょう。

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