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アトピーに紫外線は良い?悪い?上手に付き合う5つの秘訣

アトピーに紫外線はよくないと耳にする一方で、太陽の光を浴びることも重要だと聞き、どちらが本当かと混乱していませんか?

結論から言いますと、どちらの側面もあります。そこで今回は紫外線がいいと言われる理由と悪いと言われる理由の両方をお伝えします。

メリットとデメリットの両面を知ったうえで、紫外線と上手に付き合う術を身に付けていきましょう。

紫外線はアトピーにとってよいとされる2つの理由

まずは紫外線がアトピーにとってよいとされる2つの理由をご紹介します。1つずつ見ていきましょう。

ビタミンDを合成するのに日光が欠かせないから

1つ目は「ビタミンDを合成するのに日光が欠かせないから」です。

ビタミンDは皮膚に日光を浴びることで生成されます。紫外線は体に毒だからと、日光を浴びる機会を極端に減らすと、ビタミンD欠乏症になることがあります。

ビタミンD欠乏症のおもな症状は、筋肉痛や筋力低下、骨軟化症などです。

夏は1日10~20分、冬は30~40分程度、顔や腕、足などで日光を浴びることで、効率的にビタミンDを生成でき、ひいては病気の予防にもなります。

免疫反応を抑える作用があるから

2つ目は「免疫反応を抑える作用があるから」です。

紫外線はUltra Violet(UV)と言いますが、波長が長いものからUVA、UVB、UVCと表記されます。

波長の短い紫外線は、発がん性もあるため注意が必要です。しかし波長の長い紫外線は免疫反応を抑える作用もあります。

皮膚疾患の免疫反応を抑えるために、光を照射する方法を紫外線治療と言い、医療機関でアトピーのかゆみ軽減の治療に用いられています。

アトピーにとって紫外線が悪いとされる2つの理由

メリットがあれば、デメリットもあります。アトピーにとって紫外線が悪いと言われる2つの理由も見ていきましょう。

皮膚のバリア機能が乱れるから

1つ目は「皮膚のバリア機能が乱れるから」です。

紫外線の波長がX線より短くなると、心身に悪影響をもたらします。なぜなら紫外線が皮膚の表面を通過し、深層まで到達するためです。

深層まで到達した紫外線によって、皮膚のバリア機能は乱れ、アトピーの人はかゆみや赤みなどの皮膚の不調や悪化につながりやすくなります。

炎症やシミ、しわやそばかすの原因になるから

2つ目は「炎症やシミ、しわやそばかすの原因になるから」です。

紫外線を浴びることで、大量の活性酸素がつくられ、シミやそばかすの原因であるメラニンの生成が促されます。

さらに、紫外線が皮膚のコラーゲンを壊し、炎症やたるみなど肌トラブルの原因にもなり、注意が必要です。

アトピーの人が紫外線と上手に付き合うには?

アトピー 紫外線

日光は免疫反応を抑える効果もあるため、アトピーだからと言って過度に避けすぎるのは好ましくありません。他方で、紫外線が皮膚のバリア機能を乱すのも事実です。

では、どう付き合っていくのがよいのでしょうか?ここでは5つの秘訣を紹介しますので、日々の生活を送る上での参考にしてください。

紫外線療法は医師の監督のもと行う

1つ目は「紫外線療法は医師の監督のもと行う」です。

紫外線療法があるからといって、アトピーの人が自己判断で長時間日光を浴びたり、日焼けサロンを利用することは大変危険です。

なぜなら紫外線療法は治療効果のある波長だけを選別して当てますが、日常生活で浴びる紫外線の中には波長が皮膚に悪影響を与えるものもあるためです。

日焼けサロンの波長はUVBが多いですが、医師の監修や指導を行っているわけではないため、安全面の保証はありません。

治療目的で紫外線を浴びたいのなら、医師の監督のもとで行いましょう。

皮膚を清潔に保つ

2つ目は「皮膚を清潔に保つ」です。

暖かな陽気の中での散歩や外出は紫外線の恩恵を受けやすいですが、日光を浴びることで汗ばむことも少なくありません。放っておくとかゆみが増すため、日ごろから皮膚を清潔に保つように心がけましょう。

汗をかいたらすぐに洗い流す

3つ目は「汗をかいたらすぐに洗い流す」です。

夏や運動した後、寒暖差による汗など、日常の中で汗ばむことも多々あります。アトピーを悪化させないためにも、汗をかいたらなるべく早めにシャワーで洗い流しましょう。

外出先でシャワーを浴びるのが難しい場合には、綿100%のタオル等を持ち運び、すぐに拭けるようにするのをおすすめします。

冬や雨の日も紫外線ケアをする

4つ目は「冬や雨の日も紫外線ケアをする」です。

日差しの強くなるゴールデンウィークや夏、晴れの日には紫外線ケアを意識して行っているかもしれません。しかし季節や天候を問わず、紫外線の影響があります。

雨や雪の日、冬なども帽子をかぶったり、UVカットの傘をさしたり、日焼け止めクリームを塗ったりなど、過度な紫外線に対するケアをしましょう。

しっかりと保湿をする

5つ目は「しっかりと保湿をする」です。

皮膚のバリア機能を維持するためにも、日ごろから化粧水や乳液、ボディーローションなどで全身を保湿することが欠かせません。

アトピーの人は皮膚がデリケートだからこそ、なるべくアルコールフリーや香料フリーなど、肌にやさしい成分のスキンケア品を使いましょう。

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しっとり保湿をして上手に紫外線と付き合おう

紫外線は肌のバリア機能を乱すデメリットもある一方で、ビタミンDの生成を促したり、免疫反応を抑えたりするメリットもあります。

デメリットだけに着目して日光を避けるのではなく、正しい知識をつけて通年で紫外線ケアを行い、日光を浴びたことによる乾燥などは保湿をしてしっかり対策しましょう。

しかしアトピーの人は肌のバリア機能が低下しているため、肌に合う保湿剤が見つけづらいかもしれません。その際には薬剤師に肌の状態を相談し、アトピー向けの製品を取り入れるのがおすすめです。

当サロンでは薬剤師にオンラインで無料相談もできます。あなたに合うケアを取り入れて、つらいアトピーの症状を和らげていきましょう。

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