5,000円(税込)以上のお買い上げで
送料無料 (5,000円(税込)以下の場合、送料全国一律600円)
プロアクティブ療法がアトピーによいと聞き、興味を持っていませんか?一方で、従来型の治療法との違いがわからず、やり方や副作用に不安を感じる人もいることでしょう。
そこで今回は「プロアクティブ療法のやり方や注意点」について、ご紹介します。再発リスクや副作用などのよくある質問もまとめていますので、この機会に疑問を払しょくしましょう。
Contents
従来のアトピーの治療法は、かゆみや湿疹といった症状が出てから対処をするやり方が主流でした。これをリアクティブ療法と言います。
しかしアトピーは再発することも多く、症状が出るたびに対処をしても、抜本的な解決には至らないことが少なくありません。
よくなったと実感しても、実際には皮膚の奥ではまた炎症がくすぶり、治りきっていないことも多いからです。
そこで出てきたのがプロアクティブ療法です。プロアクティブ療法は症状が出る前から外用剤や軟膏等を塗って対処をします。
従来のリアクティブ療法と大きく異なる点は、先を見越した予防的なやり方である点です。
では、プロアクティブ療法はどのように行われるのでしょうか?ここではやり方についてご紹介をします。
従来は湿疹や炎症が治まると、その部位に外用剤等を塗ります。しかしプロアクティブ療法では、今は症状がなかったとしても過去に炎症があった部位にも塗ります。
症状がない部位への使用量は、症状がある部位と比べ、およそ半分から1/2程度の量でよいとされています。
湿疹や赤みなどの症状が強い場合には、外用剤や軟膏をしっかりと塗り、皮膚を保護します。塗っているうちに炎症が軽減したら、徐々に塗る量を減らしていきましょう。
プロアクティブ療法にまつわるよくある質問をまとめました。疑問を1つずつ払しょくしていきましょう。
プロアクティブ療法での注意点は、ステロイド剤の顔面への使用を続けることです。顔には毛穴が多く、薬の吸収率もよいため、1週間程度にとどめるのを推奨されています。
長期にわたってステロイド剤を顔に使用するのは危険ですので、やめましょう。
皮膚委縮や毛細血管拡張、ステロイドざ瘡や多毛などの副作用が考えられます。
皮膚委縮とは、皮膚がやや腫れたようになり、皮膚の色がピンク色になって、かゆみが伴うこともあります。毛細血管拡張は、炎症を伴わない皮膚の赤みで、毛細血管が拡張したまま戻らない症状を指します。
多くの場合は一時的な症状となることが多いですが、気になる症状が表れた時には医師に相談しましょう。
プロアクティブ療法も再発の可能性があります。再発の兆しが見えたら、外用剤や軟膏の使用頻度や量をふたたび調整し、症状のコントロールに向けて取り組みましょう。
プロアクティブ療法は有効性が認められている治療法にはなりますが、日ごろから皮膚を衛生的に保ち、保湿をすることも大事なことです。外用剤の使用と並行しながら、日常生活にも気を配りましょう。
外用剤を使う以外に、アトピーの人はどのような点に気を付けるとよいのでしょうか?ここでは3つのポイントをご紹介します。1つずつ見ていきましょう。
1つ目は「質の良い睡眠をとる」ことです。
仕事や家事、育児などで多忙な生活を送っていると、つい乱れがちなのが睡眠です。睡眠時間が6時間を切っていたり、目覚めが悪かったりすることはありませんか?
しかし睡眠時間が少なかったり、質が悪かったりすると、自律神経の乱れを引き起こしがちです。ホルモンバランスの乱れも引き起こし、肌のターンオーバーが乱れると、かゆみや赤みといった皮膚の悪化をもたらすことも多いです。
寝る前のスマホの使用を控えたり、寝酒を控えたりすることで、質の良い睡眠へと切り替えていきましょう。
2つ目は「皮膚を清潔に保つ」ことです。
赤みや湿疹のある状態でお風呂に入ると、お湯が沁みてお風呂を避けたい気持ちになるかもしれません。しかし毎日お風呂に入って身体等を洗わないと、かえって雑菌が増殖し、皮膚の状態の悪化を招きます。
毎日お風呂に入り、シャンプーや石鹸等で皮膚を清潔な状態に保ちましょう。
抗酸化・抗炎症作用にすぐれた液体ソープはこちら
3つ目は「肌にやさしいスキンケア品で保湿する」ことです。
家族が使用しているスキンケア品を共有していませんか?普通肌の人が問題なく使える製品であっても、アトピーの場合にはパラベンやアルコールなどに刺激を感じることも多く、肌トラブルにつながりかねません。
低刺激で肌にやさしいスキンケア品を選び、毎日肌を保湿するように心がけましょう。
赤みやかゆみがなくても予防的に行うプロアクティブ療法は、継続的に外用剤を塗ることで、皮膚の状態をコントロールするのに役立ちます。
しかし外用剤だけでアトピーの症状がよくなるわけではありません。日ごろからしっかりと皮膚を保湿することも同じくらい重要だからです。
鉱物油や着色料、香料やパラベンなどの入っていない低刺激の保湿剤を使いましょう。どの製品がよいか迷う人は、アトピー向けの製品がおすすめです。
当サロンでは薬剤師による無料オンライン相談も実施していますので、1人で悩まずにお気軽にお尋ねくださいね。