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青缶が有名なニベアクリームですが、デリケートなアトピーの人が使っても安全なのかと心配していませんか?
結論から言いますと、アトピーにはニベアの使用はおすすめしません。それには2つの理由があります。
今回はニベアの特徴や主な成分について解説したのちに、おすすめしない理由や代わりにおすすめのクリームについてご紹介します。この機会に疑問を解消し、不安を払拭しましょう。
Contents
まずはニベアの特徴やおもな成分についてお伝えします。
ニベアクリームの販売元はニベア花王株式会社で、ニベアにはラテン語で「雪のように白い」という意味が込められています。
ニベアクリームは、青い缶に入っている見た目が特徴的ですが、1911年の発売当時は淡黄色缶で発売されていました。時代の流れとともにパッケージが変更となり、現在の多くの人が知っている青缶で販売されています。
ニベアクリームには、スクワランやホホバオイルなどの保湿成分が配合されています。スクワランは角質からの水分の蒸発を防ぐため、潤いのある肌をキープしやすいでしょう。
ホホバオイルもスクワランオイルも天然由来の成分のため、肌馴染みがよく、子どもから大人まで幅広く使うことが可能です。
ニベアクリームのおもな効能は、乾いた空気や冷たい外気から肌を保護して、肌のかさつきを防ぐことです。季節の変わり目や冬場には、多くの人が乾燥しやすくなるため、クリームを塗ることで潤いを保つことができます。
ニベアには保湿効果がありますが、残念ながらアトピー肌への使用は危険です。それには2つの理由があります。1つずつ見ていきましょう。
1つ目は「油分が多くニキビの原因になるから」です。
アトピーの人は肌のバリア機能が低下しているため、乾燥から肌を守るために保湿成分の多いものを選ぶことが多いかもしれません。
しかし、油分の多いクリームは、毛穴を詰まらせることになり、かえって肌のコンディションが悪化し、ニキビの原因になることがあります。ニベアクリームも油分の多い保湿クリームのため、アトピーの人は避けた方がよいでしょう。
2つ目は「湿疹のある部分には使用できないから」です。
公式ホームページでニベアクリームの注意事項として、「傷、はれもの、湿疹等異常のあるところには使わない」と明記されています。
安価に購入できるニベアクリームですが、アトピーの湿疹を改善させる効果がありません。皮膚の湿疹や炎症がある場合には、使用を控えた方がよいでしょう。
アトピーの人にニベアクリームが合わないことがわかったら、皮膚がかゆいときに何を塗ればいいのだろうと困惑するかもしれません。そこで、おすすめのアトピー向け商品を3つ紹介します。
1つ目は「高保湿のスキンケア品」です。
アトピーの人は、皮膚がデリケートなため保湿力の優れた高保湿のスキンケア品の使用がおすすめです。
油分の多いクリームだとベタベタしますが、水分と油分のバランスのよいクリームなら、保水力と保湿力の両方に優れ、しっとりと皮膚を保護してくれます。
しかし鉱物油や界面活性剤を使っている製品では、デリケートな肌のアトピーは肌トラブルを引き起こしかねません。特にミネラルオイルは安価で入手できるため、安いクリームには入っていることが多く、注意が必要です。
2つ目は「低刺激でナチュラルな保湿剤」です。
保湿成分の含まれているクリームを塗っているのに、むしろ肌が乾燥したり、炎症が悪化したりする場合には、成分表示に注目してください。
成分表示にパラベン、アルコール、香料、着色料などの表示がある場合には、使用を控えるのをおすすめします。普通肌では問題がなかったとしても、アトピー肌には刺激となる成分が含まれている恐れがあるからです。
パッケージに低刺激と記載されていても、パラベンやワセリンなどが含まれていることもあります。なるべく肌にやさしい天然由来の保湿剤を選びましょう。
3つ目は「アトピーや敏感肌向けのスキンケア品」です。
アトピーの人の中には、ナチュラルなクリームを選んだはずなのに合わないものばかりで、悩んでいる人もいるかもしれません。スキンケア品選びで失敗しないためにも、アトピーや敏感肌向けのスキンケア品を選択するのがおすすめです。
肌トラブルの多いアトピー対応のスキンケアなら、肌にやさしいことも多いでしょう。さらに、薬剤師による事前相談が可能なこともあります。肌の悩みを相談することで、あなたの肌に合う製品に巡り合えることでしょう。
残念ながらニベアクリームは肌に傷や湿疹があると使えないため、アトピーで悩んでいる人には向きません。
アトピー肌で悩んでいるのなら、高保湿かつ肌にやさしい低刺激のクリームを選ぶとよいでしょう。保水性と保湿性の両面に優れたクリームなら、皮膚を適切な状態に保つのに役立ちます。
さらにアトピー向けの製品なら、薬剤師の相談窓口が用意されていることもあります。当サイトでも事前に肌の悩みを相談し、あなたに合うクリームの紹介が可能です。一人で悩まずに、プロの力を借りて肌を保護しましょう。