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皮膚の炎症がひどく、赤みや湿疹に悩んでいませんか?ひょっとすると、アトピー性皮膚炎が悪化しているのは、セラミドが不足していることが一因かもしれません。
今回は、セラミドの主な3つの効果やアトピー性皮膚炎との関係性について、ご紹介します。不足したセラミドを増やすための方法もご紹介しますので、ぜひ皮膚の状態改善にお役立てください。
Contents
セラミドとは、皮膚に潤いをもたらす天然保湿因子です。セラミドは角質層にある細胞脂質の中にあります。
では、そのセラミドには、どのような効果があるのでしょうか?3つの効果を見ていきましょう。
1つ目は「皮膚の乾燥を防ぐ」効果です。
セラミドは細胞脂質の50%ほどを占め、油分と水分をつなぐ働きをします。十分なセラミドが細胞脂質の中に存在することで、角質層まで潤い、乾燥を防ぐことができます。
2つ目は「皮膚に潤いを与える」効果です。
セラミドは細胞間に水分を抱え込んで、逃さないようにする性質があります。水分が蒸発するのを防ぎ、皮膚にしっとりとした潤いを与えてくれます。
乾燥の防止だけでなく、保湿をして皮膚を守る働きもあるため、乾燥肌やデリケート肌にも相性が良いでしょう。
3つ目は「皮膚のバリア機能を正常化する」効果です。
セラミドには紫外線や花粉、ほこりなどの外部刺激から守るバリア機能があります。セラミドが不足していると、外部刺激を受けやすく、湿疹やニキビなどの肌トラブルを招くのです。
十分なセラミドがあることで、角質層が水分や油分などで満たされます。皮膚のバリア機能が正常化し、外部の刺激から皮膚を守ってくれるでしょう。
乾燥肌や敏感肌に良いとされるセラミドですが、アトピー性皮膚炎にも効果が期待できるのでしょうか?ここでは、アトピー性皮膚炎を対象にした研究結果をご紹介します。
神戸大学医学部皮膚科の堀川達弥氏らがアトピー性皮膚炎の患者を対象にセラミド配合のクリームやローション等を外用した研究では、「7%に著名改善、20%に改善、40%にやや改善を認め、やや改善以上では67%を占めた」と報告しています。
さらに「そう痒、紅斑で外用後に有意な改善を認めた」との報告もあり、アトピー性皮膚炎にセラミド配合のクリームやローションは効果性が高いと言えるでしょう。
ただし、研究報告内で軽度や中程度のアトピー性皮膚炎での効果性が綴られている一方で、重度な患者での悪化や不変の事例も綴られています。使用するのは、アトピー性皮膚炎の症状が中程度の方までが良いかもしれません。
アトピー性皮膚炎の改善に期待ができるセラミドですが、どのようにして増やしたら良いのでしょうか?ここでは、3つの方法をご紹介します。
1つ目は「セラミドの多い食品で補給する」方法です。
セラミドはこんにゃくやひじき、牛乳やヨーグルト、アボカドやほうれん草、大豆や黒豆などに多く含まれています。積極的にふだんの食卓に取り入れましょう。
2つ目は「サプリメントで補給する」方法です。
外食が多い方や不規則な生活習慣を送っている方にとって、日々の食事でセラミドを取り入れるのは大変かもしれません。そこで、おすすめしたいのがサプリメントです。
市販品でセラミドを補えるサプリメントが販売されています。気軽にセラミドを補うことができるでしょう。
3つ目は「セラミド入りのスキンケア品を使う」方法です。
ローションやクリームなどのスキンケア品の中には、セラミド配合のものもあります。ふだん使用するスキンケア品を置き換えるだけなので、手軽に取り入れることができるでしょう。
なお、配合されるセラミドには「人型セラミド」「動物性セラミド」「植物性セラミド」「科学由来のセラミド」などの種類があります。おすすめは人型セラミドです。
人型セラミドは人の皮膚のセラミドと似た構造を持っているため、保湿性が高いためです。成分表示ではセラミドNPやセラミドEOPなどと表記しています。
購入時には表記に注意をして購入しましょう。
セラミドに興味は出てきたけれど、副作用や効果のスピードなどに疑問が生じているかもしれませんね。そこで、よくある質問に対して回答します。
取り入れる方法によっても時間が異なります。一般的にスキンケアで補給する方が食事やサプリメントよりも早めに実感しやすいとされています。
スキンケア品でセラミドを取り入れる場合、角質層のターンオーバーの周期がおよそ2週間ほどです。さらに新しく取り入れたセラミドが肌で活用されるまでにさらに時間を要します。効果実感には個人差がありますが、数週間程度を見ると良いでしょう。
セラミドのサプリメントにおいて、副作用の報告は見当たりませんでした。スキンケアで取り入れる場合には、万人に合うわけではないため事前にパッチテストを行いましょう。
セラミドには皮膚を保湿し、バリア機能を正常化させる機能があります。敏感肌や乾燥肌との相性も良く、食事やサプリメント、スキンケア品などで取り入れることが可能です。
全身の保湿をしたいのならサプリメントでじっくりと体内に吸収し、特に乾燥が気になる部分があるのならスキンケア品で取り入れるなど、使い分けるのも良いでしょう。
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